ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第115話 1988年津軽 北国の春(その4)

津軽鉄道は沿線風景は申し分ありませんが、客車列車以外の気動車は面白くありません。しかし気が付けば、面白くないキハ24000形もなくなってしまいました。

 

1.キハ24022 (津軽飯詰~毘沙門:1988年5月)

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 今はキハ24000形に代わり、NDCが走っていますが、岩木山は変わらず、同じ様な写真が撮れるはずです。

 

2.キハ24023 (津軽飯詰~毘沙門:1988年5月)

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 一点心残りなのは、キハ24000形が健在なうちに、冬の津軽を訪れなかったことです。地吹雪は新潟で懲りましたが、冬晴れの雪原と岩木山をバックに撮影したかったです。

 

3.キハ24021 (津軽飯詰~毘沙門:1988年5月)

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 この写真はフィルム浪費の1枚ですが、なんとなく郷愁をそそる光景に思えたので追加しました。気動車単行はローカル線の原点です。

 

4.キハ24022+キハ24024 (毘沙門~嘉瀬:1988年5月)

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 毘沙門~嘉瀬間の嘉瀬寄りには切通しがあり、線路をまたぐ陸橋から撮影ができます。真正面からの写真となるので1カットで十分です。写真はキハ24000形の2連ですが、改めて気動車の屋根に並ぶガラベンが懐かしいです。

 

5.キハ24025+キハ24026 (金木:1988年5月)

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 金木駅は側線を有する比較的大きな駅です。遠くに腕木式信号機が見えます。昭和30年代の光景といったところでしょうか。

 

6.キハ24021+キハ240223 (金木~芦野公園:1988年5月)

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 津軽鉄道の車両は地味でしたが塗装は輪をかけて地味でした。塗りたてでも色褪せて見えましたし、曇るとまったく冴えません。しかし、どこかの車両みたいに白装束や斜め線でないだけ救いでした。