ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第122話 1985年蒲原 路線縮小の時(その5)

村松~加茂間の最終日である3月31日は、朝のうち列車は単行ばかりで、なかなかさよなら列車が登場しませんでした。天気も良かったのですが、さよなら列車が出て来る頃から空模様が怪しくなってきました。

 

1.モハ31 (狭口~七谷:1985年3月)

f:id:kk-kiyo:20190715062719j:plain

 

 モハ31は何の装飾もなく普段通りに通過して行きましたが、本当はさよなら列車のようなイベントではなく、この様な普段の光景をもっと撮っておくべきでした。

 

2.モハ71 (狭口~七谷:1985年3月)

f:id:kk-kiyo:20190715062748j:plain

 

 この写真は電車の走行写真というより風景写真の様ですが、望遠レンズを持っていなかったのでこんな写真になってしまったわけです。もし望遠レンズを持っていたら恐らく同じような写真を何枚も連写していたと思います。この写真はこれで良かったのかも知れません。

 

3.モハ71 (土倉~高松:1985年3月)

f:id:kk-kiyo:20190228215230j:plain

この前年に蒲原を訪れた時 この辺りは、雑草が生い茂り列車が埋もれてしまう程でしたが、この時期は列車の足回りまでしっかり見えます。できれば田植えの時期を撮影しておきたかったです。

 

4.モハ71 (土倉~高松:1985年3月)

f:id:kk-kiyo:20190715062828j:plain

 

 この日、天気が良かったのはここまでです。このあと天気が急変し、みぞれから雪になりました。

 

5.4連さよなら列車モハ11+モハ41+モハ51+モハ12 (西村松~寺田:1985年3月)

f:id:kk-kiyo:20190228215340j:plain

 ようやく出てきた最終日のさよなら列車は、なんと4連でした。4両共パンタを上げていましたが、右から2両目のモハ51はトレーラー扱いでした。モハ41以外は非総括制御車なので、結局モハ51以外の車両には運転士さんが乗務しています。

しかし天気が悪くなってきました。みぞれ混じりです。

 

6.モハ71 (西村松~寺田:1985年3月)

f:id:kk-kiyo:20190228215406j:plain

 みぞれの中を単行のモハ71がやって来ました。このあとモハ71はもう1本の4連のさよなら列車に充当されます。