初めて南部縦貫鉄道を訪問したのは、1986年3月の北海道の帰り道でした。
その時はまだ季節が冬で、積雪もあったため走行写真が撮れませんでした。いづれ積雪の無い季節に再訪問しようと思っていましたが、1987年8月にチャンスが到来しました。今回はその2回目訪問時の話題ですが、また北海道の帰り道でした。
(初回訪問の1986年3月の状況は、第66話をご覧下さい。)
1.キハ101 (道上~坪川:1987年8月)
その頃、毎年の様に北海道へ出向いていましたが、相変わらず貧乏旅行で、帰り道もしっかり寄り道をしました。
南部縦貫鉄道は1日の運行数が5往復しかありません。よって、 列車を効率よく撮影するには列車に乗ったらダメです。2回目の訪問だったので、多少は現地の勝手がわかっており、この時とった手段は、鉄道趣味者にとっては禁断の路線バスの利用でした。
2.キハ101 (道上~坪川:1987年8月)
最初の訪問時に、南部縦貫鉄道と並行する国道を路線バスがほぼ1時間おきに走っていることを確認し、実際に乗車もしてバス停の位置も把握しました。これが結構便利で利用しないわけにはいきません。この時も野辺地からいきなりバスで坪川に向かいました。
3.キハ101 (坪川~坪:1987年8月)
坪川では本来乗っていたはずの列車を撮影でき、まずは1本得をしました。
この坪川付近は視界が開けており、築堤あり、鉄橋あり、絵になる駅ありで、ネタの多い撮影ポイントでした。よって、この日の午前中は複数の列車をここで撮影しました。
4.キハ101 (道上~坪川:1987年8月)
この写真は、坪川駅のホームから写した野辺地行の列車です。長い直線を200㎜のズームで写したものですが、ちょっとピントが甘いようです。
5.キハ101 (道上~坪川:1987年8月)
この写真も、同じ列車をズームで連写したものです。
6.キハ101 (坪川~坪:1987年8月)
この写真も坪川駅のホームから野辺地行の列車を後追いで写したものです。この日は晴れていましたが、雲が多くてスッキリしない空模様でした。