この日も夜行の青函連絡船で北海道から戻って来た直後だったので、とても眠かった記憶があります。
坪川駅は当然無人駅ですが、ホーム上に小さな待合室がありました。普段の利用客は沿線の小学生が通学に利用する程度で、この時は夏休みだったので利用客は皆無でした。よって、撮影の合間に待合室で仮眠を取らせてもらいました。
1.キハ101 (坪川:1987年8月)
写真は、坪川駅を通過?する七戸行の列車です。この駅は築堤の上にあるため、冬場の防雪のため待合室が設けられていたと思います。
2.キハ101 (道上~坪川:1987年8月)
坪川では3本の列車を撮影し、午前中はこれでおしまいです。坪川の周辺はご覧の通り何もなく食事もとれないので、バスで七戸に向かいました。
3.七戸駅構内とキハ101 (七戸:1987年8月)
南部縦貫鉄道の七戸駅は市街地からずいぶん外れた場所にありました。将来の延伸を考慮した結果、町外れに駅が出来てしまったものと思います。そして、七戸のバス停は市街地にあったので、バス停と駅はもずいぶん離れていました。しかし、市街地のバス停は、食事やフィルムの調達には便利でした。
この日、七戸市街で昼食を済ませて七戸駅に向かいました。
4.キハ101 (七戸:1987年8月)
駅には午前中運用に入っていたキハ101が留置されていました。レールバスはもう1両キハ102がいますが、この2両は日替わりで交互運転が原則だったので、この日は午後もキハ101が走ります。まあどちらが走っても同じ形態なので、写真に撮ってしまえばいっしょです。
5.キハ101 (七戸:1987年8月)
前回の訪問時は一面雪原でしたが、改めて七戸駅は結構緑が多い場所であることを認識しました。
6.キハ101の台車 (七戸:1987年8月)
レールバスの台車は、一見2軸貨車の板バネ付き軸受の様ですが、モノリンク式になっています。ブレーキはドラム式で、プレート車輪ですが輪厚は・・・
7.キハ101 (七戸:1987年8月)
レールバスは午前中の運用を終えると、午後の運用までの間、七戸駅のホームで昼寝です。ところで、この時点で南部縦貫鉄道は貨物輸送は無くなっていましたが、写真をご覧の通り、七戸構内にはレムが何両か留置されていました、