ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第203話 1988年銚子:ぬれ煎餅じゃなく鉄道が本業?の頃(その3)

銚子電鉄は銚子の市内電車ですが、犬吠崎への観光客輸送も担っています。

1988年10月の銚子電鉄訪問は、休日だったのでトロッコ列車が運用されていました。   

 

1.デハ501+ユ101 (君ヶ浜~海鹿島:1988年10月)

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 トロッコ列車はどうでも良いのですが、デハ501が牽引していたのでただ事ではありません。天気も良く、君ヶ浜~海鹿島間のキャベツ畑でベストショットを狙っていたら、線路脇の草刈りが始まってしまいました。しかし、これはこれで良い写真が撮れたと思います。

 

2.デハ501+ユ101 (君ヶ浜~海鹿島:1988年10月)

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 写真を改めて見ると、おもちゃの様な編成です。

デハ501の後ろにぶら下がるトロッコ車のユ101(注1)は、元国鉄の有蓋貨車ワム80000形を1985年に小岩工場で改造したもので、側板、妻板、側ブレーキを撤去し、新たに腰板、手ブレーキ、ベンチ、テーブルを設けただけの貫通制動もない簡単なものでした。

(注1)ユ101の車歴

・銚子ユ101←国鉄ワム183938:1969年日本車輌・輸送機工業製

 

3.デハ501+ユ101 (君ヶ浜~海鹿島:1988年10月)

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 ちなみにこの頃のトロッコ列車はまだ規制が緩く、ご覧の様に屋根付きオープンカーでしたが、その後各地でトロッコ列車が増殖し始めるとだんだん厳しくなり、檻の様な車両から更には普通の車両の窓無しへと変化していき、現在ではなんだかトロッコじゃなくなってしまった様な感じです。

 

4.デハ801+ユ101 (君ヶ浜~海鹿島:1988年10月)

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 期待したデハ501牽引のトロッコ列車でしたが、デハ501はなぜか入庫。

代わって登場したのがデハ801牽引のトロッコ列車でした。やはりデハ501は輸送力不足だったからでしょうか。

 

5.デハ801 (外川:1988年10月)

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 トロッコ列車は終点では連結位置の付替えが必要でした。写真は外川駅で機回し中のデハ801です。

 

6.デハ702 (君ヶ浜~犬吠:1988年10月)

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 この頃デハ700形はすっかり銚子の電車になっていました。多客時は2連で総括制御できたのが強みでした。

 

7.デハ702 (君ヶ浜~海鹿島:1988年10月)

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 写真はデハ702の外川寄り3枚窓の顔です。この顔はこの車両が銚子に来る時に設けられたものです。前職の近江鉄道ではこちらの妻面は連結面でした。