ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第305話 1988年弘南(大鰐):蘇る車歴の呪縛(その4)

昨日の弘南線とは一転して、この日は晴天で、絶好の花見日和となりました。

しかし、花見どころではありません。4連が撮影できる絶好の撮影日和でもあり、気合が入ります。

 

1.クハ1612+モハ1122 (津軽大沢:1988年5月)

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 この日はほとんどの車両が運用に入りました。

車庫にいたのは検査入場で戻って来る車両くらいでした。

 

2.クハ1612+モハ1122、クハ1266+モハ2252 (津軽大沢:1988年5月)

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 津軽大沢は、車庫に隣接して駅があり、本線の列車が交換します。車庫で撮影している間も様々な列車が行き来して気になります。

 

3. クハ1266の車内 (津軽大沢:1988年5月)

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 クハ1266の車内です。基本的に西武時代と変わらぬ川造タイプの深い

屋根のアーチが特徴です。

 

4.モハ2233 (津軽大沢:1988年5月)

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 元武蔵野鉄道モハ235のモハ2233は快速としてスタンバイしていました。この車両は大鰐線では、クハ1613とコンビを組んでいましたが、この半年後に廃車されました。

 

5.モハ105 (大鰐:1988年5月)

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 モハ105は単行用なのでこの日はお休みです。しかし、この頃モハ105は普段もほとんど使用されていない様子でした。

 

6.クハ1613+モハ2233、クハ1610+モハ1121+クハ1267+モハ2253 (津軽大沢:1988年5月)

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花見客も増えてきたようで、4連が大活躍でした。

この当時、原型を留めた旧国が使用されていたのは弘南鉄道くらいしかありませんでした。