大鰐線の石川付近には、小高い丘の上に公園があり、そこから大鰐線を俯瞰撮影できました。今回はその俯瞰写真をまとめてみました。
1.クハ2251+モハ1120 (津軽大沢~石川:1988年5月)
この写真は岩木山の写真ではなく、一応大鰐線の列車の写真です。写真の中央付近に奥羽本線をオーバーパスする大鰐線の2連が写っています。
2.クハ1610+モハ1121 (鯖石~石川:1988年5月)
先ほどまで4連だったはずのクハ1610+モハ1121が石川駅に進入するところです。
3.モハ1121+クハ1610 (石川~鯖石:1988年5月)
この公園からは、平川橋梁も望めました。列車の正面に陽が当たっていませんが、この場所でこの方向の撮影は午後からが順光となります。
4.モハ1120+クハ2251 (石川~鯖石:1988年5月)
桜が咲いていたので、強引に桜をいれて撮ってみました。まだ五分咲きといったところです。弘前は桜で有名ですが、意外と大鰐線の沿線には桜がありません。
5.クハ2251+モハ1120 (鯖石~石川:1988年5月)
石川駅に進入するクハ2251+モハ1120です。この列車も先程まで4連でしたが、花見客も落ち着いてきたのか、4連は来なくなりました。
6.クハ1610+モハ1121 (津軽大沢~石川:1988年5月)
再度、岩木山のアップです。列車も写っています。写真には奥羽本線の線路だけ写っていますが、大鰐線がオーバーパスする場所の向こう側がJR石川駅です。
この当時はまだ奥羽本線の列車本数は少なく、大鰐線の方が圧倒的に便利でしたが、そもそもこの辺にJRの他に私鉄が存在することが不思議でした。しかも大鰐線は戦後の開業で比較的新しい路線ですが、起点の中央弘前は街外れであり、沿線を見る限り輸送需要はしれており、何を見込んで建設されたものか?