ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第420話 1987年鹿島:梅雨晴れの霞ヶ浦(その2)

1987年3月末に、お隣の筑波鉄道が廃止となりました。私はてっきり筑波の車両が鹿島に転属して、キハ600形などが淘汰されるものと思っていましたが、結局、筑波の車両は1両も鹿島にやって来ませんでした。

 

1.キハ601+キハ602 (浜~八木蒔:1987年6月)

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筑波の車両が来なくて良かったのか、悪かったのか? 鹿島の陣容は全く変わらずでした。お陰で古い車両も安泰でした。

 

2.キハ714+キハ712 (浜~玉造町:1987年6月)

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 土曜日はラッシュ時の2連が2本運用されていましたが、いずれも1往復走ると入庫してしまいました。

 

3.キハ432 (浜~八木蒔:1987年6月)

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 ラッシュが終わると、キハ430形コンビの単行運用となりました。

 

4.キハ431 (玉造町~浜:1987年6月)

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 この車両も湘南顔ですが、少々いかつい面構えです。1年前に外板の張替えを行った際に正面窓が小さくなり、ブサイクになりました。

しかし、閑散時にはちょうど使い勝手の良い大きさなので、稼働率は非常に高い車両でした。

 

5.キハ432 (玉造町~浜:1987年6月)

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 キハ431もキハ432も全く同じ外観なので、この日の日中は同じ車両しか撮れません。飽きてきたのと暑くなってきたので、そろそろ退散です。

 

6.キハ431 (浜~八木蒔:1987年6月)

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 帰りに筑波にでも寄ろうか・・・・と思いましたが、もう筑波はありません。この日はおとなしく帰りました。