ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第474話 1993年高松琴平:旧型車依存症候群(その6)

琴平線も列車は頻繁にやって来ますが、初期のカルダン車のオンパレードでした。それでもこの日は、オール京急ではなく、三岐と名鉄阪神が1本づつ運用に入っていたのでマシな方でした。

先程撮った列車がまたやって来たので運用していた列車は一巡しました。もう夕方ですが、この日も高松に泊まる予定だったので、日没までこの近辺で撮影することにしました。

 

1.1015+1016+1062 (円座~一宮:1993年12月)

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ところで、この列車を見てふと思ったのは、元三岐の車両で両運車の1063と言うのがいたはずです。この列車は元阪神の1062を連結していますが、これが1063だったら元三岐の3連になるわけですが、なぜか私は1063と相性が悪く、なかなか撮影が叶いません。

 

2.1080形2連 (円座~一宮:1993年12月)

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 1080形は適当に間引いて撮影したつもりですが、結構撮っていました。この頃、本家の京急ではまだまだ1000系は現役でたくさん走っていたので、ここで撮影する理由もありませんでしたが、現在となってみれば京急の1000系はもうこの車両ではなく、2代目のVVVF車になってずいぶん経ちます。

 

3.1051+1052+5053+1054 (円座~一宮:1993年12月)

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 スーツ姿で何時間も河原をうろつくと怪しまれるので、鉄橋から少し一宮方面に移動しました。ちょうど夕陽が当たる築堤があったので、ここで日没まで撮影です。

阪神の4連がいい感じでやって来ました。

 

4.1029+1030 (円座~一宮:1993年12月)

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 続いて元名鉄です。この1029+1030は元々吊掛車でしたが、まさかのカルダン車化で生き延びたラッキーな車両です。

 

5.1070形2連+1070形2連 (円座~一宮:1993年12月)

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私的に、琴電において1070形は1080形に次ぐどうでも良い車両でしたが、 4連になるとなかなか様になります。

 

6.1091+1092 (円座~一宮:1993年12月)

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 斜陽を浴びて1080形のラスト編成である1091+1092が通過して行きました。この後は1080形が続くので、この日はこれで撤収です。朝からスーツに革靴で、立ちっぱなしの撮影だったので非常に疲れました。翌日は志度線です。