明けましておめでとうございます。
昨年中は当ブログをご笑読頂きまして、誠にありがとうございました。本年も宜しくお願い致します。
さて、昨年末から自粛続きで、今年は初詣にも行かず、代わりに私の地元である飛鳥山公園の都電保存車を拝んで来ました。・・・と、いうことで、今回はその新鮮な話題を号外にてお伝えします。
6080号が綺麗になっていました。この車両は保存というより、公園の遊戯施設と化しており、近所の子供たちにさんざんいじられて、少々可哀そうな車両です。先月リニューアル(再塗装)が完成したばかりで、見事に蘇りましたが・・・。
せっかく綺麗になったのに、ちょっと変です。前照灯は白目を向いており、窓も曇っています。なにか魂が抜けてしまったような・・・・。せめて行き先くらいは表示して欲しかった!!
以前はこうでした。
これは、30年前の様子です。当時は屋根もなく露天でしたが、まだ生き生きとしていました!!
まあ、現在は屋根付き展示となり、手厚く再整備もされたので贅沢は言えません。ここには、もう1台SLのD51も展示されていますが、そちらはあまり興味がないので画像はありません。
・・・で、ちょっと気になるあの車両をついでに見に行きました。
都電「乙2」です。柵があるので、まともな写真が撮れません。
ここは、かつて都電の神明車庫だった公園です。ちなみに、この乙2は、神明車庫には縁もゆかりもない荒川線所属の車両でした。
こちらは悲惨な状態が続いています。
ここの町名は本駒込ですが、最寄り駅は本駒込ではなく、田端なのか駒込なのか微妙です。いずれの駅からも離れており、わかり辛い場所です。
乙2の後ろには、ここにも6000形(6063)がいます。近所の悪ガキから身を守るため、頑丈な柵でガードされていますが、もうボロボロ!!一発台風でも来たら、いつ崩壊するかわからない危険物体と化していました。いまやこの柵は、逆に悪ガキたちを守る柵になっています。
貴重な都電の貨物電車である乙2ですが、この状態です。
嗚呼Brillが朽ちて行く・・・しかし、苔むしたBrillも乙なものです。
年明け早々、トワイライトな光景ですが・・・。
しかし御安心下さい。ここも近々公園のリニューアルと併せて、車両たちも整備されることが決まり、今年は良い年になりそうです。