上武佐の武佐岳温泉に宿泊し、翌日も早朝から撮影開始です。
しかし、案の定ひどい霧です。
1.上武佐駅舎 (上武佐:1987年8月)
でも、霧に霞む上武佐駅の情景がなんともノスタルジックです。
前の晩に武佐岳温泉の御主人にこの時期の天候を聞いたところ、根室や釧路ほどではないそうですが、やはり霧が毎日のように出るそうです。この時期、霧は道東の風物詩です。
2.上武佐駅標識 (上武佐:1987年8月)
濃霧ですが、天気は晴れです。結構明るいので、これはもしかすると面白い写真が撮れるかも知れません。イチかバチか、この日もとりあえず上武佐で粘りました。
3.キハ22319+キハ40131 (上武佐~中標津:1987年8月)
霧でまったく先が見えない中、鈍いエンジン音と共に、根室標津行きの始発が現れました。ファインダーを見ていても霧で全く見えません。ピントも適当、野生の感覚でシャッターを切ったら、こんな写真が取れていました。この写真、ジッと見ていると徐々に列車が浮かび上がって来ます。
4.キハ40131+ キハ22319(上武佐:1987年8月)
そして、振り向いて撮った後追い写真がこれです。ちょうど上武佐駅に停車したところですが、こちらは解明不可能な写真になりました。
5.キハ40168 (上武佐~川北:1987年8月)
続いて、釧路行きのキハ40168です。スキャナーの影響なのか、霧がかなり粒子っぽく写っています。
6.キハ40168 (上武佐:1987年8月)
当時はデジカメではないので、これらの写真は、撮影した時は霧でちゃんと撮れたのか、全く見当もつきません。プリントしてからのお楽しみでしたが、プリントしてみると、結構写っているものです。
でも、これではどこで撮った写真なのか、撮った人にしかわかりません。