東京オリンピックは昨日で終わりましたが、ずっと家にこもってテレビを見ていたせいか、東京でオリンピックが開催されたという実感がありません。ところで今日も休日なんですね!。古いカレンダーを鵜呑みにしていたので、つい最近まで出勤日と思い込んでいました。休みは良いのですが、仕事が全くはかどりません。しかしながら、ブログは坦々と進みます。
さて、今回は鹿島鉄道の話題です。1989年6月、いよいよ鹿島鉄道に軽快気動車が2両導入されました。その2両は旧型車の刺客になるのか?よって鹿島の旧型気動車も危うくなってきました。32年前の8月のある日、状況を確かめるために石岡に出向きました。
1.KR501 (石岡:1989年8月)
石岡機関区にはピカピカのKR501が展示されているかの如く、ポツンと鎮座していました。もう1両のKR502は営業に出ているのか姿が見えません。この写真では、スカートの前方にバンパーの様なものが付いていますが、これは化粧用の連結器カバーでした。この車両は単行運転が主体でしたが、このカバーはすぐに外されました。
この車両の導入経緯については、第509話をご覧下さい。
2.キハ715、キハ714他 (石岡:1989年8月)
そして、旧型気動車達はいつもの様に群れをなしていました。
それにしても、KR500形はとてもこれらの旧型達と同じ気動車とは思えません。見慣れない刺客です。
3.キハ714 (石岡:1989年8月)
しかし、KR500形はこのキハ714とはメーカーも同じ新潟鐵工所製の兄弟車両ですが、年齢差は36歳ともなれば、こんなに違った乗り物になってしまうのか。
4.キハ715 (石岡:1989年8月)
ところで、新車と交代するのはどの車両なのか?古い車両といえば元国鉄機械式気動車の成れの果てであるキハ600形ですが、キハ600形はワンマン化もされて潰すにはもったいない。ならば、道産子の湘南型で外板更新をしていない元芦別車両か? ちなみに、このキハ714とキハ715は元夕張の車両です。
5.キハ715の車内 (石岡:1989年8月)
そう言えば、KR500形はセミクロスシート車でした。鹿島鉄道はクロスシート車をロング化していましたが、この夕張グループは正しくロング化されました。一方未更新の芦別グループはセミクロスシート車だったので、KR500形はこれの置き換えとは考えすぎか?
6.キハ411廃車 (石岡:1989年8月)
新車が2両増えたので、廃車後も保管されていたキハ411,412もそろそろ居場所が問題になってきました。
7.DD902 (石岡:1989年8月)