ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第654話 1992年京福(越前):元気だった頃(その5)

京福越前本線の2日目も秋晴れの穏やかな日でした。これまでほとんど足が向かなかった京福電鉄福井支社ですが、2日間の撮影を計画したのは路線が長かったからです。予定では、初日は勝間方面、2日目は三国方面のはずでしたが、初日の勝山方面は疲労と時間切れで回り切れず、結局2日目も勝山方面の撮影となりました。

 

1.モハ3006+モハ3005 (轟:1992年11月)

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 初日は阪神電車しか撮れませんでした。まあこんなものかと諦めていたら、意表を突いて南海電車がやって来ました。この日は休日でラッシュ時でもないのに2連が来るとは思いませんでした。全く撮影態勢でなかったので、あわててレンズを交換して、とりあえず轟(どめき)駅での停車中の様子です。

 

2.モハ2204 (轟~越前中野:1992年11月)

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 「どめき」とは、変わった地名です。何か由緒でもある地名なのか気になります。しかし、ご覧の通り何もない平凡な農村地帯です。

 

3.モハ2201 (轟~越前中野:1992年11月)

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 南海電車の後は、再び阪神電車の連発です。どうせなら、2連がしっかり撮れるこの辺りで南海電車を撮りたいです。

 

4.モハ2201 (轟~越前中野:1992年11月)

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 先程、勝山に向かった南海電車は、そろそろ戻って来るはずです。今度はこの辺りで南海電車を待ちます。

 

5.モハ3005+モハ3006 (越前中野~轟:1992年11月)

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 やはり南海電車は戻ってきましたが、大きな雲が発生し、列車は日陰と競争です。手前の日陰を避けるためこんな中途半端な写真になってしまいました。

 

6.モハ2202 (轟~越前中野:1992年11月)

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 結局南海電車は満足に撮影できませんでしたが、阪神電車はもういいと言うほど撮影が出来ました。この後は永平寺線に移動です。