ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第768話 1994年高松琴平:リベンジの琴平線ラッシュアワー(その3)

この日の高松は非常に暑かったです。たしか37~38℃だったよな記憶があります。暑さのためか体調もイマイチで畦のぬかるみに足を取られてしまい、田圃にはまってしまいました。履いていた革靴が泥まみれになってしまい、これでは電車にも乗せてもらえないので、用水路で靴と靴下とズボンの裾を洗っていたら、靴の中にカブトエビが入って来ました。幼少の頃、よく見かけたグロテスクなヤツです。

 

1.1082+1081 (畑田~陶:1994年7月)

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 泥を落としたら、後は歩いているうちに乾きます。何事もなかった様に、次の撮影場所へ移動です。

歩いていると1080形のトップナンバーがやって来ました。高松築港行きも2連になりました。もうラッシュも終わりの様です。

 

2.1074+1073 (畑田~陶:1994年7月)

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 1074+1073 が戻ってきました。やはりラッシュは終わりです。

ラッシュが終わると、もう面白くありません。こんな暑い日は冷房車しか走らないでしょう。

 

3.1014+1013+1080形2連 (畑田:1994年7月)

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 ここは、畑田駅です。このあと遅い朝食を採るため瓦町に讃岐うどんを食べに行くところでしたが、想定外の1014+1013が琴平行きの運用に入っていました。もうラッシュは終わったのにまだ4連でした。せっかくなので、停車中を撮影しましたが、もう暑くて、この電車を追い掛ける気力はありませんでした。

 

4.1015+1016 (瓦町:1994年7月)

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 そして、畑田から乗った電車はアタリなのかハズレなのか非冷房の1015+1016でした。この電車を瓦町で撮影しました。この頃の瓦町はまだ駅ビル化前の青天井でした。

 

5.1031+1032 (仏生山:1994年7月)

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 瓦町で讃岐うどんを食べ終わった頃には靴も乾き、今度は仏生山へ行きました。仏生山ではラッシュを終えた電車が戻っていました。この1031+1032も先程、畑田付近で撮影した電車ですが、今度は細目の1032ではない1031の顔が撮れました。

 

6.1033廃車留置 (仏生山:1994年7月)

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 そして、仏生山には廃車となり解体待ちの1020形がまだ留置されていました。

 

7.1033,1034,1035,1036廃車留置 (仏生山:1994年7月)

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 これらは、全て1020形のカルダン化されなかった車両群です。1080形の増備により淘汰された車両です。

さて、とりあえず琴平線の吊掛車の撮影はできましたが、これからが本題の長尾線です。この日は午後から長尾線の西前田に出向き、もう一泊して明日は志度線です。その様子は改めてお伝えします。