突然の夕立で30分ほど撮影を中断しましたが、再び晴れてきたので撮影再開です。
ところで、この頃の豊橋鉄道はすでに都市型ダイヤを導入しており、単線にもかかわらずかなりの高頻度運転でした。果たしてこれをローカル線と言ってよいものか躊躇するほどです。特に元名鉄5200系を導入してからは雑多な旧型車も整理されてしまい、この先どうなるのか、経済性を考えれば恐らく1500V昇圧の可能性もあり得ますが、それは4年後に現実となります。
1.モ1902+モ1952 (植田~芦原:1993年10月)
この車両を見ていると、名鉄もそろそろ初期のカルダン車を手放す時期になったことがわかります。この次は名鉄5500系あたりがここにやって来るのか?そうなると、一挙に残った吊掛車が淘汰されると思われました。
2.モ1900形+モ1950形 (植田~芦原:1993年10月)
そう考えると、今のうちに旧型車を撮影しなければなりません。しかしながら、先程から旧型車は全く現れず、この電車ばかりです。
3.モ1900形+モ1950形 (植田~芦原:1993年10月)
せっかく天気が回復し、光線の状態も良くなってきましたが、やはり1900系は6編成も在籍しているので、旧型車は出る幕がないようでした。
4.モ1900形+モ1950形 (植田~芦原:1993年10月)
まあ、この日は思い付きで様子を見に来たわけなので、文句も言えません。もう夕方なので、陽が暮れるまでしっかり1900系と向き合うことにしました。
5.モ1900形+モ1950形 (植田~芦原:1993年10月)
しかし、改めてここは撮影に最適な場所です。いずれ旧型車の撮影のため出直すことになりますが、ここなら4連でも十分に狙えます。狙うは朝のラッシュ時でしょうか。
6.モ1905+モ1955 (植田~芦原:1993年10月)
いよいよ夕景となりました。夕陽を浴びた1900系は、なかなか精悍な表情です。
7.モ1905+モ1955 (植田~芦原:1993年10月)
最後はススキを入れてアップでこの日の締めです。
その後、旧型車の動向が気になっていましたが、なかなか豊橋で途中下車ができず、この次の訪問は2年後となりました。