1993年8月は、野上電鉄から名鉄揖斐線をハシゴ訪問しました。
この頃、揖斐線にはなんだかんだ言って毎年訪れていましが、今回撮影した旦ノ島~尻毛間の伊自良川橋梁は2年ぶりでした。
1.モ755 (旦ノ島~尻毛:1993年8月)
この日は岐阜市内で前泊したので、朝から揖斐線を撮影しました。その目的は、ラッシュ時に限定運用されるモ510形でした。この日は天気が良いはずですが、湿度が高くガスっていました。最初の撮影はまだラッシュ前なのでモ755の単行です。さすがに、1993年にもなると、大手私鉄で非冷房車が走る所は少なくなっていましたが、ここは更に大正時代の古い車両が当たり前に走る、なんとも浮世離れした路線でした。
2.モ770形 (旦ノ島~尻毛:1993年8月)
しかし、大名鉄は揖斐線を世間体このまま放っておくわけにもいかず、市内線直通車には2両連接の冷房車であるモ770形(注1)を4編成新製導入しました。
(注1)モ770形の車歴
・名鉄モ770+モ771,モ772+モ773:1987年日本車輌製
・名鉄モ774+モ775,モ776+モ777:1988年日本車輌製
当ブログでは、今までにも何回か名鉄揖斐線の話題をお伝えしていますが、モ770形の写真は今回初めてアップしました。モ770形は私の趣味の範疇ではありませんが、段々古い車両が減っており、新しい車両に目を向けないとブログのネタがなくなりそうなのでご了承願います。
3.モ514 (旦ノ島~尻毛:1993年8月)
そして、大正ロマンのモ514がやって来ました。正直、モ510形の運用は全くわからず、いつ来るのか?本当に走っているか?半信半疑でした。しかし、来るとすれば2連と思っていたのにまさかの単行です。
4.モ514 (旦ノ島~尻毛:1993年8月)
このモ514は黒野行きでした。もう入庫してしまうのか?あっけなく行ってしまいました。まあ単行でも撮影できただけ良かったと思わなければなりません。
5.モ759+ク2323 (旦ノ島~尻毛:1993年8月)
さて、いよいよラッシュアワーです。忠節行きの2連は、これも大正生まれです。この列車は3連で来るのかと思っていましたが、夏休みだからなのか2連でした。
6.モ703+ク2326 (旦ノ島~尻毛:1993年8月)
その次も2連でした。モ703は屋根を補修したのかシール材のようなものが塗られて痛々しい風貌でした。塗装は綺麗ですが、やはり老朽化が進んでいるようです。