神出鬼没な220系の撮影は毎回が賭けでした。しかし、晩年は4連化されて結構運用されていました。特に朝のラッシュ時は欠かせない存在でした。よって狙い目は朝でした。
1.ク223+モ224+ク221+モ222 (長宮~東大泉:1992年5月)
この場所は、まだ木製の架線柱が残っており、220系を撮るのにちょうどよい場所でした。西桑名行きの220系がやって来ました。朝陽を浴びて、真っ赤な車体が一際目立ちます。小型の軽便電車ですが、4連は壮観でした。
2.ク223+モ224+ク221+モ222 (長宮~東大泉:1992年5月)
かつて、この電車がモニ220形だった頃は、モニが客車を2,3両牽引していましたが、さすがにモニの4連はなかったと思います。さて、このあとの220系は入庫してしまうのか気になるところです。
3.ク141+サ146+モ276+モ275 (東大泉~長宮:1992年5月)
朝のうちは頻繁に電車がやって来ました。このあとは、上笠田方向へ歩きながら撮影を続けました。
4.モ275+モ276+サ146+ク141 (長宮~東大泉:1992年5月)
朝なので220系の他にも4連が走っていました。この4連はモ270形を増結した最大輸送力編成です。このような4連は、増結されたモハの貫通路は塞がれて使用されていました。よって、ワンマン化後はどうなるのか気になりました。
5.ク145+サ136+モ274 (長宮~楚原:1992年5月)
長宮を抜けると雄大な藤原岳がバックに現れます。陽は射していますが、山の方は曇っている様です。
6.ク143+サ147+モ273 (楚原:1992年5月)
ここは楚原です。特に大きな街ではありませんが、楚原折返しの列車が設定されており、この先は更にローカル度が上がります。
7.ク145+サ136+モ274 (楚原:1992年5月)
楚原は、この辺りではまとまった集落でした。この先は人家もないような場所となるので、駅前の商店で食料を買い込んで上笠田に向かいました。