ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第877話 1994年京福(越前):永平寺にモハ251形を追う(その2)

以前から気になっていたモハ251形ですが、なかなか撮影のチャンスに恵まれず、今回ようやくそのチャンスが巡ってきました。

 

1.モハ251 (諏訪間~東古市:1994年5月)

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 今までは、何度もモハ251形に空振りを食らっていましたが、その分、ロケハンはしっかり出来たので、撮影ポイントはバッチリです。

 

2.モハ251 (諏訪間~東古市~諏訪間:1994年5月)

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 諏訪間周辺は、田園風景と家並みがマッチして私の好みの撮影地でした。しかし、東古市側から架線柱のコンクリート化が進んでおり、ギリギリセーフと言ったところです。

 

3.モハ251 (京善~諏訪間:1994年5月)

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 この辺も結構、休耕田がありました。せっかく田植えの時期に来たのにガッカリです。そう言えば、この前年は平成の米不足に見舞われ大騒ぎになりましたが、それでも減反は続いている様でした。しかし、現実は農家の人手不足なのかも知れません。

 

4.モハ251 (諏訪間~京善:1994年5月)

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 真横から撮影すると、勾配がよくわかります。登りの電車はノッチを入れっぱなしですが、この先、更に勾配がきつくなります。

 

5.モハ251 (諏訪間~京善:1994年5月)

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 傾斜があるので、田圃は棚田になっており、水面が見えません。この先には、まとまった集落があり、京善という由緒ありそうな地名の駅がありました。

 

6.モハ251 (京善~諏訪間:1994年5月)

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 どういうわけか、ここにはカラスがいっぱいいました。このカラスは列車が来ると驚いて飛び回り、せっかくの撮影を邪魔されました。

 

7.モハ251 (諏訪間~京善:1994年5月)

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 諏訪間を過ぎると山が迫ります。この辺は大きなビルもなく、落ち着いた雰囲気です。バックの山並みと言い、夕景が楽しみな場所です。