この日は、ラッシュ後の運用にモハ25が入りました。昼過ぎまでは2列車運用なので、2列車ともデ10形となる可能性が高く、もし2列車ともデ10形だったら帰ろうかと思っていましたが、とりあえず1本はモハ25だったので、これを追い掛けることにしました。
1.モハ25 (野上中~北山:1993年9月)
時期的に、稲穂をたっぷり入れて撮影したかったので、真横からの撮影が多くなってしまいましたが、どのカットもそれなりに絵になります。
2.モハ25 (北山~野上中:1993年9月)
モハ25~27は、元阪神700形(モハ704,710,707)です。雨樋の改造を受けて、原型を損ねてしまいましたが、貴重な阪神小型車には代わりありません。廃止が近づき、そろそろこれらの車両達の廃止後の動向が気になるところでした。
3.モハ25 (北山~野上中:1993年9月)
モハ25は1932年製なので、もう還暦を過ぎてしまいました。まだまだ元気に走っていましたが、 よく見るとかなり車体が傷んでいました。仲間の車両も同様でしたが、もうこのまま廃止まで手を掛けずに放っておくのか・・・
4.モハ25 (北山~野上中:1993年9月)
この日は朝から稼働可能な元阪神電車を全車撮影できました。なかなかの収穫でした。しかし、元阪急の車体を流用したモハ23はなかなか撮影が出来ません。モハ23はもう運用されることはないのか、日方の車庫でも端っこに留置されたままでした。
5.デ13 (北山~八幡馬場:1993年9月)
デ13もモハ25と同じようなカットで写しましたが、この車両は更に小さく、稲穂をかき分けて走っている様です。原田泰司さんの絵に出てきそうな、日本の原風景的なワンシーンです。
6.デ13 (北山:1993年9月)
北山駅を出発したデ13です。この近辺は電車の足回りが全く見えません。
7.デ11 (北山~野上中:1993年9月)
次の列車は、デ13からデ11に代りました。恐らく、デ13は列車検査なのでしょう。せっかく車両が変わったのに、デ11では代り映えしませんし、賑やかな広告付きです。