ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第891話 1994年高松琴平:志度線分断後の旧型車の動向

今回は第807話と同じ日の朝です。日曜日だったので長尾線は朝のラッシュはないだろうと思い、景色の良い志度線の房前に出向きました。

 

1.3000形+230+24 (房前~原:1994年7月)

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 ここは、瀬戸内海に面した小さな漁港があり、大変風光明媚なところです。さて、最初の列車は230を挟んだMTMの3連です。ここに来る時に乗った列車でしたが、日曜日の朝なのに3連が走っていたので驚きました。

 

2.3000形+230+24 (房前~原:1994年7月)

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 正直、志度線の運用は全くわかりませんでした。しかし、運用列車の半数は途中折返しなので、ここまで来る列車は少なく、撮影効率は良くありませんでした。

 

3.3000形+230+24 (房前~原:1994年7月)

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 それでも、ここの来た理由は海と列車の撮影ができるからです。港の突堤が程よく張り出しており、朝なら海側から両面撮影ができました。

 

4.24+230+3000形 (房前~塩屋:1994年7月)

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 この日はちょうど満潮の時間帯だったので、波打ち際の撮影もバッチリでした。撮影した車両も24なので、まずまずの収穫です。

 

5.30+29 (房前~塩屋:1994年7月)

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 素晴らしい景色ですが、ここもやがては線路脇に護岸が整備されて列車の撮影が厳しくなりました。その後、写真の左端に写る白い護岸が徐々に延長されてしまい、現在ではこの角度で撮影しても、列車の窓から下が護岸に隠れて写真になりません。

 

6.29+30 (房前~原:1994年7月)

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 続く列車は、30形の2連でしたが、30形も海が入ると様になります。30形は、かつて湘南海岸を疾走していた元京急230形ですが、瀬戸内ではノンビリと走っていました。

 

7.29+30 (房前~原:1994年7月)

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 房前での撮影はこのくらいにして、志度線分断後の配置車両を確認するため、このあとは今橋の車庫に向かいました。