ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第945話 1994年福井:本当の噂話し?

1994年秋の北陸地方ローカル私鉄早回りの終盤は、毎度のごとく福井へ流れ着きました。この年は春にも北陸地方に出向いており、その後の福井鉄道はほとんど変化なしでしたが、とにかく旧型の吊掛車を撮影するためでした。

 

1.モハ201-1+モハ201-2 (福井駅前:1994年10月)

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まずは福井駅前です。武生新行きの普通電車はモハ200形でした。はたして、この日の旧型車の運用はいかに?

 

2.モハ201-1+モハ201-2 (福井駅前:1994年10月)

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この頃の福井駅前は酷い電停でした。駅前とは言うものの裏通りの目立たない場所で、路面電車並みのホームはあるものの、なにも防護はなく、電車の乗降はご覧の様な強烈な折畳みステップが必要です。

 

3.モハ200形2連 (福井駅前:1994年10月)

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続いて、武生新行きの急行が来ましたが、各停運用に格下げされたはずのモハ200形でした。モハ300形が検査の時はモハ200形が急行の運用に入る様です。しかし、かつての様な華やかさはありません。やはりこの塗装がネックです。

 

4.モハ300形2連 (鳥羽中~三十八社:1994年10月)

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この日は、快晴となり撮影に気合が入ります。福井駅前から向かったのは田園地帯の三十八社です。早速どうでもよいモハ300形の登場です。時期的に武生の菊人形祭りのマークを付けていました。

 

5.モハ82+クハ82 (鳥羽中~三十八社:1994年10月)

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80系がやって来ましたが、この電車はカルダン車になったので、もう興味はありません。しかし、吊掛車が来ません。

 

6.モハ300形2連 (鳥羽中~三十八社:1994年10月)

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また、モハ300形です。1本くらいは吊掛車が運用されているはずなのですが・・・。この日はハズレなのかも。

 

7.モハ141-1+モハ141-2 (鳥羽中~三十八社:1994年10月)

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ところが、ようやく吊掛車が来ました。モハ141編成です。吊掛車のうち、確実に稼働状態にあるのはモハ140形の3本ですが、この日は、このモハ141編成1本だけなのか?