ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1178話 1996年北陸(浅野川):誇り高きブサイクたち

久々の金沢です。1996年頃は富山や福井には、しつこいくらい通いましたが、気が付けば金沢は1993年以来の3年ぶりです。この間、北陸鉄道はそれほど変化はありませんでしたが、浅野川線などは逆に、吊掛車ばかりの取り残された存在になっていました。しかし、その浅野川線が4か月後の12月19日に昇圧されることになり、あわただしくなりました。

 

1.クハ1301,クハ1211他 (北鉄金沢:1996年8月)

ここは、1996年当時の浅野川線金沢駅です。3両編成がギリギリ停車できる、ものすごく狭い構内でした。おそらく、昔の田舎電車時代から変わっておらず、電車だけがデカくなったのでしょう。しかし、この駅も昇圧後の2001年に地下化されます。

 

2.クハ1301他 (北鉄金沢:1996年8月)

ところで、北陸鉄道と言えば、自社製の「誇り高きブサイクたち」がトレードマークでした。このクハ1301なども前面のアンバランスな表情がなんとも憎めません。

 

3.モハ3551+クハ1211 (北鉄金沢~七ツ屋:1996年8月)

そして、唯一まともだったモハ3551ですが、いつの間にか、何かがおかしくなっていました。どうやら貫通扉をいじったのか?、貫通扉の窓の位置が少し上がった様です。この些細な変化がブサイクワールドでした。

 

4.モハ3201 (北鉄金沢~七ツ屋:1996年8月)

続いてモハ3201です。この顔は変わっていませんでしたが、能面の様なニヤケ顔は北陸鉄道お手製によって生まれたものです。

 

5.クハ1211 (北鉄金沢:1996年8月)

浅野川線金沢駅は狭いだけではなく、撮影もしづらい駅でした。なんとか架線柱をかわしてクハ1211が撮れました。それにしても、クハ1211の無表情な顔は夢に出てきそうです。

 

6.クハ1301 (北鉄金沢:1996年8月)

これまでさんざん浅野川線の電車を皮肉っていましたが、これらの「誇り高きブサイクたち」も昇圧によって、あと4か月後には、お払い箱になってしまいます。