ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1281話 1996年日立:最後の訪問(その2)

3年ぶりの日立電鉄は、赤い新車?がかなり増えましたが、日中は旧型車が1本走り、この日はモハ14が走っていました。しかし、旧型車が1本だけでは撮影効率が悪く、赤い電車は皆同じスタイルなのですぐに飽きてしまいました。

 

1.モハ3025 (川中子~大橋:1996年3月)

モハ14が行ってしまうと、しばらくはモハ3000系が続きます。大橋の高架橋ではモハ3025がやって来ました。

 

2.モハ3024 (川中子~大橋:1996年3月)

続いて、モハ3024ですが、先ほどのモハ3025と外観は全く同じ車両です。ちなみに、ラッシュ時であっても、これと同じような片運車が2~3連になるだけです。この日はこれ以上撮影を続けても意味がないので、新車が入ったお隣の茨城交通へ様子を伺いに行くことにしました。

 

3.モハ3022 (常北太田:1996年4月)

さて、ここから日が変わって4月です。この日は所用で勝田へ出向いたついでに日立電鉄へ足を伸ばしましたが、あいにくの雨模様でした。時間の余裕もなかったので沿線撮影は諦めて、まずは常北太田へ向かいました。

 

4.モハ3022 (常北太田:1996年4月)

大甕から常北太田までは、モハ3022に乗車しました。この日の旧型車は、モハ16が走っていましたが、タイミングが合わず、撮影もできませんでした。

 

5.モハ3022 (常北太田:1996年4月)

ところが、この4月に新車のモハ3026が搬入され、モハ16は翌月早々に廃車されてしまいました。もう少し粘って一目見ておけばよかったのですが、時間がなく大変残念なことをしてしまいました。

 

6.クハ2212+モハ2001 (常北太田:1996年4月)

常北太田では、ラッシュ用の列車が昼寝をしていました。すでにラッシュ用の列車は、すべて2000系に統一されており、2連が7本と3連が1本いましたが、日中は走らずに昼寝です。なんとも勿体ない。

 

7.モハ2009+クハ2213+モハ2004 (常北太田:1996年4月)

これは、かつてラッシュ時に1日1往復しか走らなかった旧型車4連の後継である2000系3連です。もしかして、この列車も1日1往復しか走らなかったのか?。ここには旧型車が1両もいませんでした。よって、鮎川へ行ってみます。