万葉線の車両は、デ7000形導入前は、富山地鉄のデ5010形を譲受したり借用したり、富山地鉄との車両のやり取りがありましたが、結局、自前のデ7000形が増備され、富山新港が建設されて射水線が分断されるとると、万葉線に残ったデ5010形は6両となり、その内のデ5022が廃車後に除雪車として残りました。
1.旧デ5022 (米島口:1994年10月)
さて、今回も除雪車となった旧デ5022をしっかり撮影しました。この時は、快晴だったので、良い形式写真が撮れました。
2.旧デ5022 (米島口:1994年10月)
旧デ5022には、車両の両端にスノープローが装着されており、完全に除雪車となっていましたが、越ノ潟寄りには大きいスノープローが付いていました。こちらは、鉄道線の除雪がメインなので大きいスノープローなのだと思います。
3.旧デ5022 (米島口:1994年10月)
側面は何ら改造を受けておらず、ほぼ原型ですが、もう旅客車ではないので、かなりくたびれていました。
4.旧デ5022 (米島口:1994年10月)
高岡寄りは、小さいスノープローが付いていました。こちらは軌道線の除雪がメインとなりますが、軌道線はグレーダ付きのトラックを使用した除雪がほとんどだったようです。
5.旧デ5022 (米島口:1994年10月)
旧デ5022の締めは、綺麗な形式写真です。
6.旧デ5026 (米島口:1994年10月)
そして、もう1台忘れてはならない旧デ5026のダルマです。こちらは、そのうち朽ち果てそうでした。
7.新しい除雪車6000 (米島口:2014年8月)
この写真はオマケですが、2012年に導入された新しい除雪車です。見るからに華奢な車両の様ですが、導入当初は脱線したり、故障で肝心な時に使用できなかったり、不安を抱えた車両でしたが、その後はどうしているのか?この撮影は2014年でしたが、不安を払拭できなかったのか、実はまだ旧デ5022がいました。