ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第338話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その2)

令和2年度が始まりました。

しかしながら気が重い新年度です。世はまさに、新型コロナパニック。仕事にも支障が出て来ました。今は、この先の動向に対し、如何に危機管理を行うか真剣に考える時です。ところで、ブログなどやってる場合じゃありませんが、このブログは少々ネタのストックがありますので、本日も投稿します。こんな時だからこそ、気分転換にご覧ください。

前回に続き、今回も1993年当時の琴電です。

 

1.65+850 (高田~西前田:1993年11月)

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 この日は、西前田付近に陣取って、ラッシュ時の撮影を行いました。ラッシュ時の長尾線は、概ね12分間隔の運転だったので、両方向から5,6分間隔で列車がやって来ます。よって、一旦撮影を開始したらあまり移動できません。

こんどは、元京急の木造車を鋼体化した65と、元南部鉄道の買収国電だった850の2連がやって来ました。このコンビもラッシュが終わると、恐らく入庫してしまう昼寝組です。

 

2.23+30形2連 (高田~西前田:1993年11月)

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 いろいろやって来るので、全く飽きません。望遠レンズで遠くを見ていたら、3連がやって来ました。この3連は1M+30形2連です。

 

3.23+30形2連 (高田~西前田:1993年11月)

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 よく見ると、元近鉄と元京急の3連でした。先頭車は元近鉄の木造卵型電車だった23ですが、後ろの30形2連の車号が読み取れませんでした。

しかし、23を先頭とした写真が撮れたのでラッキーでした。

増結される1M車は、ベースの2連の長尾寄りか瓦町寄りかどちらに連結されるのかが判りません。撮影当日のその場になるまで、何がやって来るか分かりません。

 

4.72+81 (高田~西前田:1993年11月)

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 お目当ての72+81もやって来ました。

この2連が、瓦町の折返しで3連となって戻ってくると、噂を聞いていました。後ほどが楽しみです。

 

5.72+81 (高田~西前田:1993年11月)

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 そして、ハンドドライブで見送りの連写ですが、列車が小さく、ただの刈入れ後の田圃の写真になってしまいました。

 

6.25+26 (西前田~水田:1993年11月)

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 さて、72+81+?の3連が戻って来る頃には、陽の向きも変わるのでここは数列車の撮影を犠牲にして撮影場所の移動です。

時間もないので、狙いは近場の西前田~水田のいつものカーブです。移動時間は徒歩で10分くらいでしょうか。

まずは、カーブの外側から25+26を試し撮りです。現在の様なデジカメではないので、その場で仕上がりを確認できませんが、感覚的にカーブの内側の方が良いと思い、更に移動です。

 

7.65+850 (西前田~水田:1993年11月)

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 続いてカーブの内側で試し撮りですが、30形ではなく、65+850がやって来ました。

このレアなコンビを試し撮りするのは大変もったいないので、気合を入れ直して撮りました。このカーブなら3連も十分に収まります。陽の向きは、徐々にカーブの内側を射してきました。あとは72+81+?の3連を待つだけです。