福井に来る前に撮影を行った北陸鉄道石川線もそうでしたが、福鉄沿線ものどかな田園地帯がひろがります。
ただ、北鉄と福鉄の違いは、福鉄はノンビリ走っていません。結構なスピードで飛ばして来るので、油断しているとブレてしまいます。
1.モハ300形2連 (三十八社~鳥羽中:1990年5月)
福鉄の他の車両が地味過ぎるのか、モハ300形はド派手な塗装でぶっ飛んで来ました。
2.クハ81+モハ81 (三十八社~鳥羽中:1990年5月)
80形コンビも軽快にぶっ飛んで来ましたが、この車両はいつのまにかカルダン化されていました。これも地味な変化ですが、この車両は元をただせば、南海電鉄創成期の卵型木造電車の成り上がりです。この時点で、もう1編成の80形は冷房化もされていました。
3.モハ200形2連 (三十八社~鳥羽中:1990年5月)
少し場所を移動しました。モハ200形非冷房車がやって来ました。もはやモハ200形は各停専用に落ちぶれてしまいましたが、やはり以前の塗装の方が似合います。
4.モハ300形2連 (三十八社~鳥羽中:1990年5月)
どうでもよいモハ300形も惰性で撮影です。この塗装は、長閑な農村に浮いた存在でしたが、この先2006年の廃車までこの塗装のままでした。
5.モハ142-2+モハ142-1 (三十八社~鳥羽中:1990年5月)
意表を突いて、モハ140形第2編成が来ました。来ることがわかっていたら、もっと近くで撮影していたはずですが、仕方ありません。この日はこれが唯一の吊掛車の走行写真でした。
6.モハ300形2連 (鳥羽中:1990年5月)
この日は天気が良かったのですが、東京に戻らねばならず、この撮影を最後に撤収です。