ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第972話 1994年一畑:やはり残念な日曜日(その3)

ギュウギュウ詰めの平田車庫でしたが、天気も良く、せっかくなので留置車の撮影をさせてもらいました。

 

1.平田車庫構内 (平田市:1994年4月)

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結構西陽が強烈です。電車が白いので、絞り込まないと被写体が跳ねてしまいます。お目当ての赤電は白電の裏に隠れていますが、撮影はできませんでした。正しく残念な日曜日でした。

 

2.デハ6 (平田市:1994年4月)

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この日はデハ3が大社線を仕切っていたので、デハ6は車庫で昼寝です。デハ1形はその後も不動の大社線専属車として、1998年まで活躍します。

 

3.デハ23+クハ101 (平田市:1994年4月)

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デハ23+クハ101がいました。列車検査だったのでしょうか、やはりデハ22+クハ102と交替して入庫していました。デハ20形+クハ100形は、この時点3編成在籍していましたが、デハ21+クハ103は事故に遭い、しばらく平田車庫で保管されていましたが、とうとうこの年の6月に廃車となりました。

 

4.デハ62 (平田市:1994年4月)

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車庫内で一際目立ったのが、塗り替え直後と思われるデハ62でした。両面が西武風湘南顔の凝った電車です。試運転の表示が出ていたので、出場したばかりの様です。もう1両これと同じ形態のデハ61が在籍していましたが、姿が見えません。この車両は基本的に増結車なので、車庫にいなければ、どこかで3連が走っていることになります。

 

5.デハ62 (平田市:1994年4月)

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この車両は、デハ61共々両運車ですが、大社線用ではなく、増結用に使用されていました。しかし、この車両を大社線のワンマンカーに使うためには、かなり改造が必要な様です。結局、デハ1形が引退した後も大社線には使用されなかった様です。

 

6.クハ171+デハ71 (平田市:1994年4月)

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70系は、日常的に走る看板電車でしたが、錆が浮いており相当くたびれていました。近々新車?が導入されるうわさもありましたが、どうせ中古車であることは分かっていました。70系に代わるロマンスカーは、果たして導入されるのか?。大井川鉄道の様に通勤形である元西武クモハ351形を2ドア化して、初代レッドアロー号の回転クロスシートを付けた事例もありましたが・・・・。