ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第971話 1994年一畑:やはり残念な日曜日(その2)

大社線の次は一畑口へ移動しました。この日は日曜日ではありますが、旧型車が1本運用されていました。

 

1.デハ22+クハ102 (一畑口:1994年4月)

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運用されていた旧型車は、先程までデハ23+クハ101でしたが、そのスジでやって来たのはデハ22+クハ102でした。一畑口へ移動した理由は、デハとクハの両面を順光で撮影したかったからです。まずはデハ側です。この電車は旧デハ1形だった車両です。

 

2.クハ102+デハ22 (一畑口:1994年4月)

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続いて、列車が一畑口で停車中に少し走って、こんどはクハ102側です。せわしないですが、一畑口はスイッチバックの駅なので頑張れば両面撮影が可能です。

 

3.一畑駅終端部 (一畑口:1994年4月)

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ところで、一畑口の終端部は、かつての貨物輸送の名残りなのか機回し線となっていましたが、その先の道路が、いかにもいわくありげです。その道路には小さくバスが写っていますが、このバスは一畑口と一畑薬師を往復するバスで、この道路はかつての路線跡である一畑薬師専用自動車道です。かつては、もう一駅先の一畑まで3.3kmの線路が伸びていましたが、戦時中に不要不急路線として撤去され、復活することなく1960年に廃止されて専用道路となりました。

 

4.デハ82+クハ182 (一畑口~伊野灘:1994年4月)

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続いて、デハ23+クハ101の登場を期待したのですが、やって来たのは期待外れの元西武の食パン電車でした。やはり、デハ23+クハ101はデハ22+クハ102と交替したようです。

 

5.クハ182+デハ82 (一畑口:1994年4月)

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どうでも良い車両ですが、一応スイッチバックで停車中を撮影しました。この駅では、列車の進行方向の転換が行われますが、相変わらず乗務員さんの前後移動が大変そうです。

 

6.平田車庫全景 (一畑口:1994年4月)

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陽の向きが西陽となったので、久々に平田市の車庫に赤電を撮りに行きました。陽の向きは良いのですが、ご覧の通り結構ギュウギュウ詰めに留置されていました。しかも赤電は奥の方なので、これでは撮影できません。やはり残念な日曜日です。