ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1049話 1994年一畑:普段のデハニを見に行く(その5)

ラッシュ後の車庫を一通り撮影しましたが、興味ある車両のほとんどが車庫にいました。逆に言えば、本線に出ている車両はつまらな車両ばかりと言うことです。

 

1.クハ171,クハ181,デハニ52他 (平田市:1994年5月)

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一畑電鉄の車両は、この時点ではいつもの面々でしたが、この年の秋から車両の体質改善が始まります。導入される車両は、京王5000系であることが既に報じられていました。西武電車の印象が強かった一畑電鉄でしたが、翌年には京王電車で一杯になっているのかも知れません。

 

2.クハ171+デハ71,クハ181+デハ81 (平田市:1994年5月)

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恐らく、旧型車は一掃されるだろうと覚悟していました。よって、今回イマイチだったデハニの撮影は改めて仕切り直しです。

 

3.デハ6 (遥堪~高浜:1994年5月)

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車庫訪問のあと、まだ帰るのは勿体ないので大社線に出向きました。この日の大社線はデハ6が孤軍奮闘していました。この頃の大社線は、正月輸送でもない限り、いつもデハ1形単行のピストン運行なので、旧型車とは言え2列車も撮影したらもう飽きてしまいます。

 

4.デハ6 (遥堪~高浜:1994年5月)

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相変わらずの曇り空です。せっかく水を張った田圃もまったく映えません。しかしながら、大社線の電車は相変わらず全力疾走です。ボーッとしていると撮り損ねてしまいます。

 

5.デハ6 (遥堪~高浜:1994年5月)

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ところで、京王5000系が導入されたら、大社線の車両はどうなってしまうのか?まさか京王5000系を両運車化するとも思えませんが・・・。でも、そんな車両が現れたら楽しそうです。日立電鉄のモハ3000形の例もあるのでお楽しみですが、もしかしたら自社の60形が充当されるかも。

 

6.デハ6 (遥堪~高浜:1994年5月)

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変わり映えのない大社線はこの程度で撤収です。まだ時間が早いですが、この日はバスで広島に戻ります。今回は天気が良くなかったので、なんとかこの時期にデハニの撮影を再トライしたかったわけですが、実は翌週も出雲に来てしまいました。その時の様子は改めてお伝えします。