ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第998話 1994年高松琴平:灼熱の讃岐平野(その5)

夕方になると帰宅ラッシュが始まるので、昼寝していた車両が動き始めます。なにが来るのかお楽しみですが、この日、仏生山にいた62と67は検査入場中なので、それ以外の車両であることは確実です。

 

1.870+760 (平木~白山:1994年8月)

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なんとなく、雑多なMT編成が来そうな雰囲気でした。待つことしばし・・・・。

やって来たのは、元山形交通(T車)と元玉野市営(M車)のコンビでした。期待通りのMT編成でした。炎天下の中、待った甲斐がありました。

 

2.26+25 (平木~白山:1994年8月)

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雑多なMT編成が行ってしまうと、再び30形攻撃を浴びました。30形も西陽を浴びて良い感じです。フィルムを浪費してしまいました。

 

3.26+25 (平木~白山:1994年8月)

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この場所は讃岐地方独特の小高い山を背景に撮影できる、いわゆる撮影ポイントですが、長い直線区間なので、列車は最高速度で走って来ることが難点です。撮り辛いので、いつもの西前田に場所移動です。

 

4.36+35 (西前田~高田:1994年8月)

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ここからは毎度の西前田です。そろそろ暑さも和らいできました。西陽に照らされて、鶏頭の花が目に染みるくらい真っ赤でした。

 

5.860+750 (西前田~高田:1994年8月)

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そしてもう1本、雑多なMT編成の登場です。この列車も元山形交通と元玉野市営のコンビです。元山形交通の860は、両面貫通化されており、870のような特徴的な顔をしていませんが、定検出場間もないのか、塗装はピカピカです。

 

6.860+750 (西前田~高田:1994年8月)

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まあ、雑多なクハの順光撮影ができたので、この日のノルマは一応達成です。長尾線には志度線分断によって、元山形交通の860と870くらいしか雑多なクハがいませんでしたが、逆にこの2両は稼働が上がったようです。