ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1128話 1994年一畑:念願の五月晴れ

今回の撮影は、第1045話~第1049話のリベンジでした。何がリベンジかと言うと、それは天気です。前回の撮影はデハニの走行撮影はできましたが、天気がイマイチだったので、次のチャンスを狙っていました。

この頃は仕事の関係で広島に滞在していたので、その気になれば出雲へは就業後に高速バスで移動が可能でした。よって、天気予報を見極めて僅か1週間後のリベンジでした。

 

1.デハ22+クハ102+デハニ53 (大寺~美談:1994年5月)

ここは1週間前とほぼ同じ場所です。最初はデハニの出庫を捉えました。この3連は平日の朝1往復しか走りませんが、こんな3連が日常的に走っているとは奇跡的です。

 

2.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

今回はみごとに晴れました。田圃の状況もまずまずです。やはり天気が良くなければ綺麗な写真は撮れません。ようやく期待通りの撮影ができました。

 

3.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

朝陽に照らされてデハニの赤色が大変目立ちます。この日の赤電は、デハニ53でした。1週間前のデハニ52ともども塗装状態は良好です。この赤色は手動ドア車を意味しますが、この編成は3両とも手動ドアです。

 

4.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

未練がましく連写です。この直線は障害物がないので何枚でも撮れます。この頃になると貧乏撮影も悟りを開いた感じで、三脚もモータードライブも必要ありませんでした。ちなみにフィルムも毎度の1本300円の逆輸入品です。

 

5.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

さっそくリベンジを果たした感じですが、これで終わりではありません。この後、この3連は出雲市で折返してすぐに戻ってきます。

 

6.デハ82+クハ182 (美談~大寺:1994年5月)

ラッシュ時なのでどんどん列車がやって来ます。食パン80系も勢いで撮影です。次の3連も手堅く、この辺りで撮影です。