ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1130話 1994年一畑:念願の五月晴れ(その3)

ようやく念願の五月晴れとなりました。せっかく出雲まで来たので、ここからは、1枚でも多くのデハニを撮ろうという貧乏根性丸出しの連写です。

 

1.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

連写と言っても、いつものハンドドライブ(手動巻上げ)です。ズームを100㎜にセットしピントを定めたら、あとは親指の限界に挑みます。

 

2.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

列車は加速がおそいので、余裕で縦位置撮影も!!。しかしながら、当時のズームレンズは重かったです。息を殺して手ブレしないように、要注意です。

 

3.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

撮影が始まると、一心不乱にシャッターを切り、親指がツリそうになるくらい素早くフィルムを巻き上げます。本物のモータードライブなら十数秒ほどでフィルムを使い切ってしまいますが、ハンドドライブではファインダーを覗いたまま連写が困難なので、せいぜい1カット2秒ほどでしょうか。ローカル線にはこの程度がちょうど良いです。

 

4.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

しかし、いちいちファインダーの被写体を確認などしている暇はありません。障害物が被ってしまったらそれは運が悪かったと言うことで仕方ありません。この写真などは、道路標識が列車に被ってしまいましたが、これはセーフか?

 

5.デハニ53+クハ102+デハ22 (美談~大寺:1994年5月)

3連のほぼ真横のカットです。どの車両にも乗客が見えますが、車両を意識して乗っているのでしょうか?。ちなみに左のデハ22だけクロスシート車です。連結面には貫通路はなく、どの車両も手動ドアです。いつも思うのですが、車掌さんが大変そうな編成です。

 

6.デハ82+クハ182 (美談~大寺:1994年5月)

3連が行ってしまうと、また食パン80系ですが、これは先ほどの食パンではなく、別の食パンです。この日の日中も食パンだらけになりそうな雰囲気です。

 

7.デハ82+クハ182 (美談~大寺:1994年5月)

さて、このあとは平田市よりも東側に移動して、もう1度デハニの撮影チャンスがあります。この続きは改めてお伝えします。