ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1154話 1994年京福(越前):田んぼでブラブラ(その3)

前話では、越前本線の保田~発坂間の沿線撮影の様子をお伝えしましたが、その後は永平寺線に出向いてモハ252の撮影を行いました。その時の様子は、すでに第880話でお伝え済みですが、更にその後に、再び越前本線に戻って日没近くまで撮影を続けました。

 

1.モハ2112 (東古市~下志比:1994年5月)

永平寺線の撮影後は、歩いてすぐの東古市~下志比間をブラブラしました。ここも、保田辺りと似た様な田園地帯です。走る列車も同じですが、夕方になり多少光線状態がソフトになり、良い感じです。

 

2.モハ2115 (東古市~下志比:1994年5月)

水田に車体を写してモハ2115が走ってきました。田植えの季節ならではの光景です。被写体の車両はどうあれ、こういう光景を見ていると心が洗われます。

 

3.モハ2204 (東古市~下志比:1994年5月)

ここは、この日の朝にラッシュ時の様子を撮影した場所です。陽の向きが完全に反転して全く別の場所のようです。

 

4.モハ2202 (東古市~下志比:1994年5月)

こんどは撮影しながら、勝山方面に歩きました。田園風景は下志比までで、その先は山際の樹林帯に沿って山間部の様な場所となります。

 

5.モハ2202 (光明寺:1994年5月)

ここは明光寺です。この辺りは山際に沿って木立の中を走るため、夕方は影が多くて撮影が難しい区間ですが、幸い列車の正面から西陽が射していたので、影を気にせず撮影できました。

 

6.モハ2011 (光明寺~轟:1994年5月)

少し歩くと木立が切れて、撮影可能な場所に出ました。ちょっと光線が弱くなってきましたが、この場所は陽が射すと雰囲気が良さそうなので、もう1列車ここで粘ります。

 

7.モハ2015 (光明寺~轟:1994年5月)

この一画は、陽が射すと想定通り、好ましい里山の情景が展開しました。本当はモハ251形あたりが相応しい風景ですが、ニセジェットカーなのが残念です。