ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1153話 1994年京福(越前):田んぼでブラブラ(その2)

京福越前本線の撮影は、保田~発坂間の田んぼをブラブラしながら続きます。

お昼に近づき、陽の向きが変わると、背景に残雪の白山連邦が望めます。この年は雪解けが遅く、この数日前の立山砂防では、まだ全線開通していませんでした。その立山砂防の様子は、第927話~、第1026話~をご覧下さい。

 

1.モハ2115 (保田~発坂:1994年5月)

雄大な白山連邦をバックに、ニセジェットカーがやって来ました。景色は良いのですが、やはり車両がイマイチです。しかし、この塗装はローカル線らしくて好感が持てました。モハ2201形の塗装は少し微妙ですが、モハ2101形はそれなりに似合います。

 

2.モハ2112 (保田~発坂:1994年5月)

モハ2112のこちらの顔は食パン平妻です。車両運用の見直しにより、片運2連を両運化した際のあおりで、こんな顔になりましたが、これも改造車の個性と思えば納得です。

 

3.モハ2204 (保田~発坂:1994年5月)

勝山行きのモハ2204が走り過ぎました。この先は勾配区間となりますがカルダン車の足取りは軽そうです。何より100kWモーターの4台搭載は頼りになります。

 

4.モハ2202 (保田~発坂:1994年5月)

そう言えば、この車両以降、阪神電車の地方転出はありません。適当な車両が無かったのかも知れませんが、気が付けば、この頃の元阪神電車も過去の話しになってしまいました。

 

5.モハ2112 (保田~発坂:1994年5月)

ちょうど昼頃となり、トップライトのなかモハ2112が戻ってきました。同じ列車ばかりなので、もう飽きてきました。

 

6.モハ2112 (保田~発坂:1994年5月)

この後はモハ252を撮影するため、永平寺線に向かいました。永平寺線は、この前日に1日掛けて撮影しましたが、前日はモハ251だったので、この日はモハ252を狙います。なお、この後の永平寺線のモハ252様子は、すでにお伝え済みの第880話をご覧下さい。そして次回は、この日の夕方の越前本線の撮影に続きます。