ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

号外2024.04.07:たまには新車を見に行こう!!(その2)

久々の鶴見線大川駅ですが、ずいぶん前に息子を連れて休日の暇つぶしに大川を訪れたことがありました。ちょうど息子が電車に興味を持ち始めたころだったので、その時は鶴見線をただ乗るだけでしたが、すでにクモハ12形はなく、103系に代わって205系が走っていました。

 

1.クモハE131-1007 (大川:2024年3月)

その205系も引退してしまいましたが、まさか完全新製のE131系が投入されるとは思いませんでした。鶴見線に新車が新製配置されたのは、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道以来ではないでしょうか。さて、この日は、そのE131系を見に来たわけですが、最近の電車はみんな同じ電車に見えてしまいます。そう言えば、最近は若いアイドルグループの顔もみんな同じ顔に見えますが、それと同じことなのか。やはりこれは歳のせいなのでしょう!。

 

2.E131系3連 (大川~安善:2024年3月)

まずは大川支線の走行撮影です。乗って来た列車はすでに折り返して行ってしまいましたが、もう1本、朝の最終列車がまもなくやって来ます。その列車を近くの運河に架かる大川橋梁で撮影しました。その昔、この鉄橋でクモハ12形を撮影したことがありましたが、この向きで撮影したのはこれが初めてです。例によってスマホで撮影です。

 

3.クモハE131-1007+モハE131-1007+クハ130-1007 (大川:2024年3月)

そして、折り返しの時間を利用して、朝の最終列車を大川駅でじっくり撮影です。朝の大川駅では、順光で形式撮影ができます。大川駅は意外にも、車両の撮影にベストな場所でした。

ああ、これが旧国だったら!!。しかしながら、枯草の構内とE131系がなんともミスマッチです。そう言えば、ここは都会の秘境駅です。

 

4.E131系車内 (大川:2024年3月)

これは、まもなく大川を発車する鶴見行の朝の最終列車の車内です。当然ですがガラガラです。この電車で戻らないと、次の列車は夕方までありません。さて、独りぼっちの8:51発鶴見行の出発です。

 

5.鶴見線大川駅時刻表(2024年3月現在)

ちなみに大川駅の時刻表を示します。平日は9本の運行ですが、休日はたったの3本です。以前に比べて、ずいぶん運行本数が減ってしまいました。とても都会の電車とは思えませんが、実態は工場地帯の臨港線です。休日は乗る人がいるのか?。そのうち休日運休になるかも・・・。平日の最終電車は20:29発なので、まじめに残業をしていると最終に乗れません。まあ、電車はなくても、路線バスがありますし、武蔵白石駅は歩いて15分ほどです。

 

6.E131系車内案内表示器 (大川:2024年3月)

鶴見行の車内案内表示器を見ると、鶴見線は鶴見~扇町間の本線及び、浅野~海芝浦間と安善~大川間の支線で構成されているように思われますが、実態は浜川崎~扇町間も支線のような感じです。そして、この路線図には記載がありませんが、安善から浜安善までの貨物支線があります。

 

7.E131系3連 (安善~浅野:2024年3月)

大川から乗車した大川支線の朝の最終列車ですが、早々次駅の安善で下車しました。そして、乗って来た最終列車を安善駅のホームから見送り撮影したのがこの写真です。ここで浜川崎方面に乗り換えです。

 

8.鶴見線ワンマン化の案内ポスター(安善:2024年3月)

安善駅には、鶴見線ワンマン運転の案内ポスターが掲載されていました。ワンマン運転は3月16日から始まったばかりでした。国鉄の分割民営化から37年目にして、ようやく合理化達成と言ったところです。

つづく。