鶴見線の大川を訪問したあとは、まだ午前9時ですが、浜川崎経由で早々に帰宅です。・・・と、言うのも、ラッシュアワーを過ぎた鶴見線は、途端にローカル線になるからです。列車の本数があれば、海芝浦や扇町にも行ってみようと思いますが、乗った電車で戻らないと、あっという間に2~3時間経ってしまいます。よって、あまりにも時間的効率が悪いので諦めました。
1.E131系3連 (安善:2024年3月)
ここは安善です。この駅には在日米軍鶴見貯油施設に出入りするタンク車のヤードが現在もあり、浜安善までの貨物側線が分岐しています。かつては浜安善に行く途中の、運河に架かる安善橋から、夕陽を浴びる大川支線のクモハ12形を撮影したものです。その様子は、第808話をご覧ください。さて、安善から扇町行の電車に乗って、浜川崎を目指します。
ここは浜川崎駅の南武支線ホームです。なんともレトロな木造上屋です。鶴見線の浜川崎駅のホームは道路を挟んで向かい側なので、一旦駅を出て乗り換えることになります。この時、Suicaのカードリーダーにタッチするとその時点で乗車料金が精算されてしまうので要注意です。
3.MC廃車体 (浜川崎:2024年3月)
そして、ここにはあのMCの廃車体がいまだに放置されていました。結局、このMCは浜川崎のオブジェになってしまった様です。
4.E131系3連 (浜川崎:2024年3月)
オヤッ、なぜここにE131系が・・・。もしかして、これから乗る南武支線の電車なのか?。でもこの電車は、回送のまま尻手の方へ走って行ってしまいました。
5.205系2連 (浜川崎:2024年3月)
そして、尻手方面からやって来たのは、なんと205系2連でした。もう205系はいなくなったのかと思っていましたが、どっこい1編成だけ生きていました。
6.205系2連 (浜川崎:2024年3月)
そう言えば、南武支線用に新潟からE127系が転属したと聞いていましたが?まあ、どうであれ少しでも古い電車なので大いに結構です。しかし、この電車もまもなく見納めなのでしょうか。たった1編成だけ残った205系ですが、尻手まで懐かしいモーター音を満喫できました。
7.E233系6連 (尻手:2024年3月)
ここは尻手駅です。いつも思うのですが、尻手とは意味深な地名です。以前は名鉄揖斐線の尻毛と双璧をなす駅名でしたが・・・。尻手から川崎まで一駅だけ南武線に乗車です。いつのまにか、南武線にはE233系が走っていました。なんだか、どこに行っても似た様な電車ばかりです。
8.クハE232-8001 (尻手:2024年3月)
この日の鶴見線新車見学はあっけなく終わってしまいました。私にとっては、新車よりも沿線の状況確認が目的だったのかも知れませんが、ある意味、これが最新のロケハンとなりました。いずれ、第2弾として、海芝浦や扇町へ行ってみようと思いますし、できれば浜安善や沿線の引き込み線の廃線跡を散策したいです。
おわり。