ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第836話 1994年立山砂防:保線から始まる春(その2)

3本の続行列車は、中小屋スイッチバックを過ぎて行きました。この日の砂防軌道は、通常の運行ではなさそうなので、ここで退散するか悩みましたが、何か特別な作業が有りそうなので気になり、その後の続行がないことを確認して、再び天鳥方面へ向かうことにしました。

 

1.レール運搬列車 (中小屋スイッチバック:1994年5月)

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 レールの運搬は、運材台車の様なレール輸送用の平トロッコを使用していました。列車の有効長ギリギリの様です。スイッチバックでは、折返しに少々てこずっていましたが、何とか通過できました。

 

2.資材列車 (天鳥第一トンネル付近:1994年5月)

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中小屋スイッチバックの先では、先程の続行列車が徐行しながら、何人かの作業員が、軌道を確認していました。

 

3.レール運搬列車 (天鳥第一トンネル付近:1994年5月)

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 この場所は、落石が多い様です。冬眠中の落石や雪崩でレールが傷んでいる様です。

 

4.資材列車、レール運搬列車 (天鳥第一トンネル付近:1994年5月)

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  そして、その先で列車が止まりました。ここで、何か始まるのか?

 

5.レール交換工事 (天鳥第一トンネル付近:1994年5月)

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 どうやら、ここでレール交換が始まるようです。ここにいてはお邪魔になるので、先に進みます。

 

6.人車列車、資材列車 (天鳥待避線:1994年5月)

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 再び天鳥に戻ってきました。人車列車と資材列車はここにいました。やはりここでも作業が始まるようです。