ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

号外:わが青春のボロ電は今・・・(その5)

いよいよ広島滞在最終日の3日目となりました。最後は宮島線の撮影です。この日の予定は宮島線の撮影と、久々に宮島に渡って修繕された厳島神社の大鳥居を拝んで、夕方の新幹線で東京に戻るつもりでしたが、もうそこまで台風が来ており、昼には撤収しないと帰れなくなりそうだったので、宮島渡航はカットし、予定を変更して昼過ぎの新幹線に乗車変更しました。おかげさまで、台風の影響を受けずに帰れましたが、台風に巻き込まれたら大変なことになっていました。

 

1.3953編成 (東高須~高須:2023年8月)

さて、宮島線の一発目は東高須電停です。まずは3950形がやって来ました。ここはかつて私が住んでいた街ですが、街並みも変り、走る電車も変りました。もう3000形もやって来ません。そう言えば、前日は中学時代の同窓会でした。この近所に住む同窓生達とも会いましたが、皆さん東京方面に住んでいるとか。そんなことを聞くと、何をしに広島まで来たのか、訳が分かりません。

 

2.5203編成 (東高須~高須:2023年8月)

今度は蛾の幼虫です。音もなく静かにやって来ましたが、遠目に見ていると、結構ダイナミックに揺れています。

 

3.3903編成 (高須~古江:2023年8月)

電車の運転間隔は10分なので、次の電車は高須電停まで移動して撮影です。次は3900形です。意外と3連接の軽快電車が多くやって来ます。

 

4.3705編成 (高須~古江:2023年8月)

後ろから、軽快電車モドキの3700形もやって来たので、慌てて後追い撮影ですが、これは入庫の回送列車でした。抵抗制御の3700形はラッシュ時の限定運用の様です。この電車もVVVF車に紛れて肩身が狭い存在になりました。

 

5.3805編成 (高須~古江:2023年8月)

そして、3800形も来ました。あとは、古参の3100形が来ればパーフェクトですが、この日の3100形は車庫の奥で昼寝です。

 

6.5202編成 (古江~草津:2023年8月)

スマホの撮影もかなり慣れて来ました。これだけ撮れればデジタルカメラを買わなくても大丈夫かも。しかし、バッテリーの消耗が激しくなってきました。最近はモバイルバッテリーが欠かせません。

 

7.5008編成、3955編成 (草津草津南:2023年8月)

まるで20年ほど前の光景を彷彿させるツーショットです。左の5008編成の方が新しい電車ですが、どうも3950形よりも先になくなりそうです。

 

8.5201編成 (古江~草津:2023年8月)

さて、今回の広島遠征はこれでおしまいです。今回の撮影に何を求めたのか自分でもよく分かりませんが、これ以上、新しい電車を撮影しても、過去の思い出との乖離が大きくなり虚しくなるだけです。あの頃のボロ電は別世界として、心の中にそっとしておいた方が良いと言うことがよくわかりました。

この後は、宮島口で「うえの」のあなご弁当を買って、台風が来る前にとっとと東京へ戻りました。

次に広島へ行く機会はいつになるのだろうか・・・?。