ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

号外:わが青春のボロ電は今・・・(その4)

今回も広島滞在二日目の続きです。

実はこの日は、二日酔いにもかかわらず早起きして、瀬野のスカイレールを見に行きました。私にとって瀬野は、やはりEF59なのですが、もうすぐスカイレールがなくなると聞いたので乗り納めです。しかし、初めてではなく二回目です。初回は、ちょっと仕事の絡みがありましたので、開業間もない頃でした。でも、なくなってしまうとは残念ですね。桃花台と言い、新しいはずの乗り物が根付かないとは悲しい現実です。迫る危機はローカル線だけではありません。

 

1.1014編成 (海岸通~元宇品口:2023年8月)

さて、宇品の専用軌道区間の続きです。オリジナル塗装の1000形がやって来ました。この車両は2013年から導入されました。車号を見ると14編成ですが、文献によると18編成在籍しているそうです。知らないでいる間に大増殖していました。

 

2.5106編成 (元宇品口:2023年8月)

1号系統にはこの5車体電車も投入されていました。1号系統はそんなに輸送需要があるのか?。実際に乗ってみると、混むのは袋町~広島駅の様で、宇品あたりはガラガラ。でも、ラッシュ時は混むのかも・・・。

 

3.5104編成 (元宇品口:2023年8月)

そしてこの電車は、世界的に有名なコーラの広告の様な、ずいぶんけばい塗装と思いましたが、これはカープのPR電車でした。

 

4.1909他 (江波:2023年8月)

続いて、電車を乗り継いで江波まで来ました。おっ、京都市電がいました。しかし、走る様子はなく、陽の向きも、これではこんな写真しか撮れません。やはり、この日は旧型車には縁がありません。

 

5.1003 (江波:2023年8月)

8号系統にも3車体が導入されていました。そう言えば、かつて8号系統の主だった元大阪市電の900形はもういません。

 

6.5006編成他 (荒手車庫:2023年8月)

そして、駆け足で荒手車庫へ。この車庫は昔と違い、セキュリティーが厳しくなった様で近寄りがたくなりました。よって、柵の外から撮影です。ところで、ここはコンビーノの安置場なのか?

 

7.5006編成、5007編成他 (荒手車庫:2023年8月)

この写真は隣接する駐車場(柵の外)から写したものですが、コンビーノの華やかなデビューを知る私には耐え難いものを見てしまいました。

 

8.5009編成、5002編成他 (荒手車庫:2023年8月)

ここのコンビーノ達はどうなるのか?。デビューから24年、華奢で繊細なドイツ車の末路を見てしまいました。ここのコンビーノ達は、どこかのインチェントロモドキを羨ましいと思っているのでしょうか?。

さて、まだまだ撮影を続けたかったのですが、この日はこれから中学校時代の同窓会があるため、とりあえず撤収です。翌日は台風が微妙でしたが、朝から宮島線で撮影です。