ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1053話 1995年名鉄(揖斐):10年目の趣味の糧

私が初めて名鉄揖斐線を訪れたのは1985年でした。あれから毎年の様にモ510形を追い掛けて、気が付けば10年も経っていました。この10年はローカル線にもいろいろと変化がありましたが、名鉄揖斐線は新車こそ導入されたものの、幸い旧型車の全滅は免れて私の趣味の糧となっていました。

 

1.モ754 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)

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この日は、第1025話豊橋鉄道に続き、翌朝から揖斐線のラッシュ輸送を撮りに行きました。揖斐線第791話の1993年から2年ぶりとなります。この間、新車の導入はなく、廃車もありません。よって、2年前と同じ面々です。

 

2.モ770形2連接車 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)

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2年前と同じ車両を同じ場所で撮影して何が楽しいのか、自分でも良くわかりませんが、活気のある運行状況を見ていると、こちらも元気になれました。

 

3.モ772+モ773 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)

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さて、変な塗装が現れました。とうとう名鉄にも全面広告車が登場したのか?と、思ったら、これは名鉄100周年記念のイベント塗装でした。そう言えば、名鉄本線の方にもこんな塗装の列車が走っていました。

 

4.モ754 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)

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少なくとも、この電車がイベント塗装にならなくて良かったです。この頃の揖斐線のダイヤは2年前から少し変わったようで、朝のラッシュ時に岐阜市内への直通が増えていました。しかし、大半の列車が高床の鉄道線専用車なので黒野~忠節間の鉄道線内折返しです。

 

5.モ770形2連接車 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)

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この列車は、ラッシュ時に運行される貴重な岐阜市内直通列車です。かつてはモ510形、モ520形の3連で運行されていましたが、モ770形では小さ過ぎて大変混雑している様でした。

 

6.モ752 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)

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さて、モハ510形はどうしたのか。事前情報では毎朝走っているとのことでしたが、まだ現れません。もしかして、空振りか?。