もうラッシュは終わろうかという頃に、ようやくモ510形がやって来ました。2連の黒野行きの普通列車でした。
1.モ512+モ513 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)
この当時、モハ510形は3両在籍していました。普段は朝と晩に運用されていた様です。名鉄の看板電車だったので、動態保存車的な存在でしたが、どこかの一日一往復しか走らない電車と違い、モハ510形は普通に使われていました。要するに欠かせない存在でした。
2.モ512+モ513 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)
この日も元気の良いモ510形が撮れました。こういうのが私にとって「趣味の糧」となりますが、あっけなく朝の運用はこれで終わりです。
3.モ772+モ773 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)
名鉄100周年イベント塗装のモ770形がやって来ました。この列車は急行なので、朝のラッシュは終わったようです。揖斐線の日中の運用は、岐阜市内線直通急行のモ770形と揖斐線内各駅停車のモ750形が交互に走るダイヤとなります。
4.モ754 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)
よって、日中も単行のモ750形は撮影できました。モ750形はモ510形に比べて非常に地味な存在ですが、これも貴重な昭和初期の電車でした。
5.モ754 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)
このモ750形は、1998年のモ780形導入後も電力事情の悪い谷汲線用に3両(モ751,754,755)が残りました。しかし、谷汲線が廃止となった2001年10月1日にて、全車が廃車されました。
6.モ758 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)
モ510形の方は、揖斐線が完全LRT化された1998年以降もイベント目的で残され、その後も揖斐線が廃止となる2005年3月までモ513,514が残されました。
7.モ758 (旦ノ島~尻毛:1995年11月)