ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1086話 1994年野上:野上谷の寒い朝(その2)

祝日だったこの日は、2連が走らず、落胆しつつも北山から重根まで歩いて撮影を続けました。しかし、沖野々、紀伊阪井あたりは住宅街を通るため、良い撮影場所がありません。走る電車も面白くなく、撮影意欲もなくなります。

 

1.デ11 (重根~紀伊阪井:1994年1月)

このあたりは、今まで撮影をしたことがない場所です。あまり開けた場所がなく、こんな写真しか撮れません。ところで、付近の高台に登るとどうなのか?獣道の様な畑の農道を登ってみました。

 

2.モハ24 (重根~紀伊阪井:1994年1月)

高台に登ると、こんな感じです。アーモンドチョコがやってきました。住宅や樹々がごちゃごちゃしていますが、この電車はよく目立ちます。構図は限られますが、なんとか俯瞰写真の雰囲気です。

 

3.モハ24 (重根~紀伊阪井:1994年1月)

もう1カット。ギリギリの際どい側面写真です。このブログを通じてアーモンドチョコの宣伝をしているようなものです。

 

4.デ11 (重根~幡川:1994年1月)

結局、重根を通り過ぎて、いつもの撮影場所まで来てしまいましたが、運用列車はアーモンドチョコが離脱して2本となり、デ11とデ13になったようです。

 

5.デ13 (重根~幡川:1994年1月)

デ13が野上谷から戻って来ましたが、結構混んでいるようです。よく見ると振袖姿も・・・。この日は成人の日です。これから成人式に出るのでしょうか。こんなに混むなら2連を出してあげればよいのに。

 

6.デ13 (重根~幡川:1994年1月)

この日は天気も良く、撮影日和でしたが、もうこの電車しか来ないので撤収です。

 

7.日方車庫全景 (連絡口:1994年1月)

帰りに日方の車庫をのぞきました。やはりアーモンドチョコは入庫していました。その他の車両も、この日は祝日なので休暇です。しかしながら、この風景もあと2ヵ月半で終わりです。