ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第246話 1988年栗原:運ぶものがない!!(その3)

この日は天気も穏やかで、半年前にも撮影を行った鶯沢に向かいました。

 鶯沢は仙台平野の北辺に位置し、この辺りまでが広大な田園地帯ですが、山並みが近く、新潟交通とは違った田園風景が展開していました。

 

1.M152(鶯沢~駒場:1988年5月)

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 まずはお決まりの二迫川橋梁です。

この鉄橋は、橋脚が太く電車が華奢に見えます。栗原電鉄はもともと鉱山鉄道なので重い鉱石列車に合わせて橋梁が造られたものと思われます。

 

2.M152(鶯沢~駒場:1988年5月)

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 天気が良いと、どうしても連写してしまいます。しかし、天気は申し分ありませんが、栗駒山系は少し霞がかかっているようです。

 

3.M153(鶯沢~駒場:1988年5月)

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 今度は対岸に渡り、やや側面からの撮影です。半年前と同じカットで撮影してみました。

 

4.M153(鶯沢~駒場:1988年5月)

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 これも連写してしまいましたが、鉄橋の向こう側の土手の桜が満開でした。しかし、やはり背景には霞がかかって栗駒山が見えません。

 

5.M153(鶯沢~松尾:1988年5月)

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 場所を少し松尾方面に移動して、田園地帯に向かいました。

 

6.M152(鶯沢~松尾:1988年5月)

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この辺りは、ちょうど田植えの時期でした。田圃には水が張られており、期待通り列車は水面に車体を映して走ります。車内の様子も見えますが、乗客は4人しか乗っていないようです。