ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第415話 1987年越後交通(長岡):ひっそりと目立たずに!

越後交通長岡線の話題は、第76話~第78話で1987年の春頃の様子を報告しましたが、同年9月にも新潟出張中の休日を利用して西長岡の様子を伺いに出向きました。

この日は午前中は蒲原鉄道を訪問し、土曜日だったので午後から西長岡に出向き、貨物列車を撮影しました。

 

1.ED5101+ED5102 (西長岡:1987年9月)

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 越後交通は相変わらず、ひっそりと目立たずに存在していました。

前回訪問からまだ、4ヵ月しか経っていませんでしたが、少々車両がくたびれて見えました。

 

2.ED5101+ED5102、ED401 (西長岡:1987年9月)

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 そして、今回初めてED401のまともな撮影ができましたが、普段使われていないのか、パンタグラフにブルーシートがまかれており、もう冬支度の様です。

 

3.ED401 (西長岡:1987年10月)

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 そして、何か変だと思ったら、塗装が錆止め塗料?

たしか以前見た時は肌色だったはずです。デッキの手すりやステップは白塗りされており、まさかこれが仕上げ塗装なのか?その後何かの鉄道誌で見ましたが、どうもこの塗装でしばらく使われた様です。

 

4.ロータリー除雪車 (西長岡:1987年9月)

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 除雪車も外に出ていました。長岡は豪雪地帯ですが、もう稼働準備でしょうか。

 

5.西長岡構内の旧駅跡 (西長岡:1987年9月)

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 改めて、西長岡の構内は広いです。この場所は構内の北側に位置する、元西長岡駅があった場所です。普段は車両の入線もなく夏草が生い茂っていましたが、ホーム跡とレール、架線はしっかり残っていました。

 

6.西長岡構内のヤード (西長岡:1987年9月)

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 ここは構内の真ん中で、現役のヤードです。右側の建物が車両の検修庫です。

貨物列車は、才津~来迎寺間のセメント輸送が主体であるため、通常は西長岡まではやって来ませんが、ここは石油タンク車の留置場所の様でした。