ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

号外:敬老の日に想うこと

つい先日地下鉄の車内で、隣に座っていたお二人のご老人の会話が衝撃的でした。

ちょうど「敬老の日」でもあり、これからの高齢化社会に向けて、ぜひ皆さんにも考えていただきたいと思い、今回は通常のブログから脱線しますが、「号外」と言うことでご了承下さい。

 

以下、ご老人の会話です。

老人A:このまえ泉岳寺に行ってきましたが、近くに新しい駅が出来たので大変便利になりましたよ。

老人B:あれは確か、「高輪なんとか」とうい駅でしたよねェ。

老人A:えーっと、「高輪ゲーなんとか」と言ってましたが・・・。

老人B:ああ、「高輪ゲーバー」でしょ。

老人A:そうそう、ゲーバー、ゲーバー・・・。

私:エッ!

 

あれだけ話題になったあの駅名が、いつのまにか「ゲーバー」になってしまいました。

このご老人は、お二人とも70~80代とお見受けしました。結構かくしゃくとされており、真面目に大きな声で「ゲーバー」を連呼されていました。他の乗客の反応は微妙。なぜか隣に座っていた私が恥ずかしい思いをしました。

ここで気づいたことは、このご老人たちにとって、「ゲートウェイ」も「ゲーバー」も意味はなく一緒なのです。歳をとるということは、こういうことなんですね。

だから、私個人的には 「高輪ゲーバー」を認めてあげたい。しかし、単なるご高齢者の会話では済まされない気がします。

「高輪ゲートウェイ駅」は新しく、バリアフリーも徹底された素晴らしい駅ですが、残念ながら駅名だけはバリアフリーではなさそうです。

 

画像:ある日の高輪ゲー・・・駅。

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人生100年と言われますが、いくら長生きしても、それなりに老いぼれてしまいます。決して他人事ではありません。高齢化社会には、わかり易さが必要です。わかり易さこそがバリアフリーの原点なのかも。

話しは変わりますが、「アーバンパークライン」なども然りです。先日京浜東北線の車内放送で、「東武野田線は運転見合わせ中です。」と車掌さんが言ってましたが、もう「アーバンパークライン」ではなくなってしまったのか?

しかし、「アーバンパークライン」と言ったところで高齢者には通じなかったかもしれません。「東武野田線」と言ってしまった車掌さんは、口が滑ったのではなく、きっと賢明な判断をされたのでしょう。

やはり、「アーバンパークライン」は高齢者には難しいと思います。せめて、アーバンライン、パークライン程度か?しかしそれではどこの路線なのか見当もつきません。

そうなると、やっぱり野田線です。どうせなら、路線名を「やっぱり野田線」にしてみてはどうでしょう。このくらい単純明快でインパクトのある名称なら、一度聴けば一生忘れることはないと思いますが・・・くだらない話で済みません!!