樺平で一番列車の続行を撮影した後は、体力を消耗しないうちに下山することにしましたが、まだ午前9時過ぎです。来る時は一心不乱に登って来ましたが、プラプラ歩るいて撮影しながら下ることにしました。
1.上りモーターカー (グス谷スイッチバック:1992年8月)
帰り道のハイライトはグス谷のスイッチバックです。 ここはジオラマの一場面の様なロケーションでしたが、午前中はΩカーブに陽が射さず撮影はスイッチバックが主体となります。ちょうどモーターカーが上って来ました。
2.スイッチバック最上段のモーターカー (グス谷スイッチバック:1992年8月)
日差しが強く、かなり絞り込まないと光が跳ねてしまいます。モーターカーはグス谷スイッチバックの最上段まで登ってきました。
このモーターカーは8人乗りですが、満員御礼状態でした。
3.鬼ヶ城俯瞰 (グス谷:1992年8月)
この写真はグス谷スイッチバックの最上段から鬼ヶ城方向を俯瞰したものです。
登って来るときは、振り向きもしなかったので、気が付きませんでしたが河原からは、かなりの高低差がありました。下を流れるのは常願寺川でその対岸には、水平方向に敷設された軌道が見えます。そして写真左側の山肌が崩落した一帯が鬼ヶ城です。
4.下りモーターカー (七郎スイッチバック:1992年8月)
今度は、すぐにモーターカーが戻ってきました。この場所はスリップ注意ではなく、落石注意です。このモーターカーは樺平のデルタ線で折り返してきたのか、方向転換しています。モーターカーは機関車と違いトランスミッションの関係でバック運転は厳しかったようです。
5.下りモーターカー (七郎スイッチバック:1992年8月)
モーターカーのリアウインドウは全開です。
モーターカーを追い掛けると、スイッチバックの先には滝がありました。水は冷たく、真夏の炎天下でしたが癒されました。
6.下りモーターカー (七郎スイッチバック:1992年8月)
モーターカーは一気に下って行きました。この場所は日差しを遮るものがなく、容赦なく直射日光を浴び続けましたが、カラッとして時々吹く風が心地よかったです。