ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第896話 1992年近鉄(北勢):モニ最後の日

 北勢線の220系が「さよなら運転」を行うとの情報が入りました。私は、あまりイベントが好きではないので、パスするつもりでしたが、この機会を逃すと、生きた軽便電車を一生見ることが出来なくなってしまうので、奮起して桑名に向かいました。

 

1.モ224、ク134他 (北大社:1992年9月)

f:id:kk-kiyo:20210801091840j:plain

 ただ、貧乏性の私はこれだけの理由でわざわざ桑名までは出向きません。この時は近鉄養老線の元特急車の見納めと、なぜか西濃鉄道の探訪も兼ねていました。

 

2.モ224+ク223+モ222+ク221 (北大社:1992年9月)

f:id:kk-kiyo:20210801091915j:plain

 北勢線の訪問(220系のさよなら運転)は、養老線訪問の次の日でした。桑名に泊まり、最初に向かったのは北大社でした。ちょうど出庫前の220系が大きなパンタを上げたところでした。お隣にはかつての相棒だったク134がいました。ク134は車体更新により、新車並みに変身してしまい、一番新しいモ277と編成を組んでいました。

 

3.ク202+サ101+サ201+モ275 (六把野~北大社:1992年9月)

f:id:kk-kiyo:20210801091931j:plain

 この日の220系の運用は、出庫後西桑名に向かい、その後、阿下喜まで2往復する行程でした。まずは六把野あたりまで歩きながら撮影です。3連接車の200系がやってきましたが、今日の主役は220系です。しかし、200系は更新により前面が湘南スタイルから少し変わって、変な顔になっていました。

 

4.ク145+サ136+モ274 (六把野~北大社:1992年9月)

f:id:kk-kiyo:20210801091948j:plain

 220系の撮影場所は特に決めていませんでしたが、六把野あたりは片持ち架線柱のない側が順光だったので適当に試し撮りをしました。

 

5.ク141+サ146+モ276 (六把野~北大社:1992年9月)

f:id:kk-kiyo:20210801092005j:plain

 北大社付近は住宅街ですが、六把野付近は広大な田園地帯となります。ところが、軌道脇には雑草が茂っており、撮影可能な場所は限定されました。

 

6.ク134+サ135+モ277 (穴太~六把野:1992年9月)

f:id:kk-kiyo:20210801092019j:plain

 雑草が少ない場所を見つけましたが、皆さん同じことを考えているようで、ここには数人の同好者いました。まだ、220系の「さよなら運転」まで時間があるので、ここで待機です。