ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1180話 1996年北陸(浅野川):誇り高きブサイクたち(その3)

そして翌朝です。天気予報はみごとに的中し、日の出から雲一つない快晴です。朝っぱらから内灘の車庫にお邪魔しました。

 

1.モハ3011,モハ3501 (内灘:1996年8月)

車庫内には、ブサイクに混ざって奇抜な塗装の電車もいました。この奇抜な塗装は車体広告ではなさそうです。モハ3501は、浅野川線の電車では一番まともな顔をした電車ですが、この電車も昇圧までの運命です。もう元の塗装には戻らないのか?

 

2.モハ3011,モハ3501 (内灘:1996年8月)

昇圧されるとこの車庫はどうなるのか?例えば上田交通の昇圧では、昇圧後の車庫を新たに建設して、一夜にして昇圧を実施しました。内灘の車庫も窮屈そうなので、昇圧車両との入れ替えが見ものです。

 

3.モハ3551+クハ1211 (蚊爪~粟ヶ崎:1996年8月)

さて、天気が良いので早速沿線撮影です。まずはいつもの鉄橋です。午前中は金沢寄りのモハの顔が順光です。

 

4.モハ3201+クハ1001 (蚊爪~粟ヶ崎:1996年8月)

運行車両は昨日と同じコンビでしたが、昨日はまともな撮影ができなかったので、まあ、良しとしましょう。

 

5.モハ3201+クハ1001 (蚊爪~粟ヶ崎:1996年8月)

午前中はモハ側の撮影が主体となりますが、この日のお目当てはクハ側の撮影です。いままで浅野川線は午前中の訪問が多く、モハ側の写真ばかりなので、この日は午後まで粘ってクハ側を撮影しなければなりません。

 

6.モハ3551+クハ1211 (蚊爪~粟ヶ崎:1996年8月)

撮影場所を少し移動して、ここはかつて3連を撮影した場所です。なんだか雑草が繁殖しており、ロケーション的にはイマイチですが、なんとか足回りまで撮影できました。

 

7.モハ3201+クハ1001 (蚊爪~粟ヶ崎:1996年8月)

ここでも2列車を撮影しましたが、なんだか雲が出てきました。北陸の天気は気まぐれです。果たして午後までもつのか?運を天に任せるしかありません。