今回は神奈川臨海鉄道の操車場である川崎貨物駅の様子をお伝えします。川崎貨物駅は、以前は塩浜操車場と呼ばれていました。もともと操車場は国鉄が保有し運営していましたが、貨物合理化の絡みなのか1984年に神奈川臨海鉄道に移管されて現在に至ります。
1.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
この写真は、操車場を東側の沿道から南向きに撮影したものです。写真の左側にはJR貨物の川崎車両所があります。操車場の配線はとても複雑なので神奈川臨海鉄道とJR貨物との境界がよくわかりませんが、概ね操車場を縦貫するJR東海道貨物線の西側のコンテナヤードがJR貨物で、東側のタンク車ヤードが神奈川臨海の様です。
2.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
かつてこの操車場は様々な貨車の組成を行っていたのでしょうが、現在は、右を見ても、左を見ても、あっちも、こっちも、タンク・タンク・タンクだらけ!!。
ここからはタンク車の話題が続きます。タンク車に興味がない方はごめんなさい!。ちなみに、私もタンク車には興味がありませんが、ここからは成り行き任せです。
3.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
この日、ここにはタンク車しかいません。しかし、以前からこんなにいっぱいのタンク車がいたのか、全く記憶がありません。今までこれだけのタンク車を一度に見たことがありません。
4.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
正直、私はタンク車には全く興味がなく、タンク車のことなど全く無知です。・・・で、タンク車はどれも同じかと思っていたら、そうではありませんでした。
5.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
タンク車の色は様々ですが、ここのタンク車は大半がガソリン専用で、なかにはメタノール専用も。
6.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
カラフルなタンク車ですが、一番後ろに黒いタンク車もいました。昔は貨車と言えば黒が定番でした。しかし、タンク車には黄色や銀色もあったような気がします。
7.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
貨物輸送は衰退の一途と思っていましたが、このタンク車群を見ていると、まだまだと言った感じです。
8.操車場のタンク車群 (川崎貨物駅:2024年4月)
この写真は、操車場を東側の沿道から北向きに撮影したものです。やや逆光ぎみですが、昼頃にはこちらが順光になると思います。しかしながら、すごい台数のタンク車です。
9.タンク車クローズアップ (川崎貨物駅:2024年4月)
タンク車をじっくり見たことがありませんでしたが、台枠は端梁と枕梁の車端部だけ、これをフレームレスと言うそうですが、車体の中央部はタンク本体が強度メンバーなのですね!!。まあ、六面体の一般車両よりも丸断面のタンク車の方が、強度的に曲げや圧縮に強そうです。
10.操車場のタンク車群とDD (川崎貨物駅:2024年4月)
さて、操車場には当然、機関車もいます。まだ電気式ディーゼル機関車はいない様です。ある意味、昭和の匂いがプンプンします。液体式のDDが見られるのも今のうちかも知れません。
つづく