ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

号外2024.05.09:タンク・タンク・タンク・・・

最近は暇なのか、最新の話題である号外を頻発していますが、今回はGWの暇つぶしに、川崎の塩浜あたりを彷徨してきました。なぜ、塩浜なのか?。どうやら、先日お伝えした久々の鶴見線の訪問(号外2024.04.06~)でスイッチが入ってしまった様です。

 

1.DD5519 (塩浜機関区:2024年4月)

さて、塩浜と言えば神奈川臨海鉄道です。当ブログでも第874話 で、1991年の神奈川臨海鉄道(塩浜)の様子をお伝えしましたが、もう33年も前の話であり、現在はどうなっているのかさっぱりわかりません。GWのある日、朝っぱらから塩浜をめざしました。

 

2.DD5519 (塩浜機関区:2024年4月)

この日、世間はGWでしたが、工場地帯である塩浜界隈は人っ子一人いませんでした。働き方改革の成果なのか、まあどこの会社もお休みなのでしょう。しかし、年中無休の鉄道業界はそんなことはありません。でも貨物鉄道である神奈川臨海鉄道はまだ始業前なのか、ひっそりとしていまた。

 

3.塩浜機関区の入口表示類 (塩浜機関区:2024年4月)

ここは神奈川臨海鉄道の塩浜機関区ですが、そのゲートにはグローバルと言うか、とても強烈な立入禁止表示が・・・。最近流行りの4か国語です。とても勉強になります。

 

4.DD5519 (塩浜機関区:2024年4月)

そして、塩浜機関区では朝陽を浴びたDD5519が出迎えてくれましたが、フェンスの中は立入禁止なので近づくことができません。仕方なく沿道からスマホ撮影ですが、障害物だらけです。精一杯頑張ってみましたが、スマホ撮影ではこの程度です。久しぶりの神奈川臨海ですが、機関車は赤色から青色に変わっていました。現在、機関車の保有状況はどうなっているのか?。とりあえず操車場の外周を歩いてみました。

 

5.DB3 (塩浜機関区:2024年4月)

少し歩いて、沿道からチラッと見えたのは・・・おっとこれは何だ?!。場所は塩浜機関区の裏側です。スマホのズーム撮影なので、解像度がイマイチですが、銘板から日車製のスイッチャーの様です。このスイッチャーはDB3か?。もう廃車なのか、なんだか色褪せています。こういうスイッチャーも、そろそろ取り替え時の様です。

 

6.JR貨物川崎車両所正門 (JR貨物川崎車両所:2024年4月)

この先は、操車場に沿った道路がなく、迂回して国道を延々と歩きます。何か大きな敷地の工場が続きますが、ここはJR貨物の川崎車両所でした。ここも立入禁止です。ここでは貨車の整備が行われていますが、かなりデカイ工場です。貨車の整備とは地味な工場ですが、貨物輸送が縮減された現在、どんな貨車を整備しているのか気になります。

 

7.川崎車両所スイッチャー (JR貨物川崎車両所:2024年4月)

国道から、貨車の整備工場に沿って路地を進むと、フェンス越しにスイッチャーが見えました。これは形式2020と言う協三工業製の20t機です。この工場には、このタイプのスイッチャーが2両在籍していますが、この車両は妻面腰板部に窓がないので、管理番号06-28-01-531の方です。少しくたびれて見えますが、使用されているのか?

 

8.貨車操車場 (川崎貨物駅:2024年4月)

更に進むと、操車場が現れました。懐かしい古枕木の柵が健在です。手前の線路は、神奈川臨海鉄道の千鳥線ですが、最近は運行されているのか?。ちなみに、柵の向こうは立入禁止です。

 

9.川崎車両所スイッチャー (JR貨物川崎車両所:2024年4月)

川崎車両所をぐるっと歩いて、ここは川崎車両所のヤードですが、ここも当然、立入禁止なので沿道からの撮影です。ここにもスイッチャーがいました。このスイッチャーはもう1台の協三工業製20t機(管理番号06-28-01-532)の様です。

つづく